3/17の出来ごと 第5話
この記事は第4話の続きとなっております。第1話から第4話までを読んでからこちらを読むことをお勧めします。
卓球の終幕
時間はいつに間にか残り40分ほどになっていた。ここでやっと私が“次のこと”を切り出す。対戦だ。最初に言っておく。この対戦は時間の微妙さが故にルールがどんどん変わっていく。詳しいことは省くが最終的に総当たり7点先取となった。だが一つだけ不動なルールがあった。それはビリが優勝にジュースを奢ること。さぁどうなることやら。(ちなみに5C2=10通りの全ての試合は動画として残っている。)
まずはT.M君とK.Y君による経験者マッチ。ここが1番面白くなりそうだったが、T.M君の圧勝であったと記憶している。次にT.I君と私による素人マッチ。正直T.I君には負けたくなかったが、負けてしまった。次のK.K君とK.Y君の試合とどんどん続いていき最終的に優勝はT.M君。流石は経験者だ。そしてビリは私だった。非常に悔しい!fineプレイだけを見れば圧倒的に私は一位であるのに。その取れ高ありありの動画をぜひ見せたいものだ。
時間は結構ギリギリになり、片付けをし始めた。次の人たちのために場所を空けなければならない。モップがけをするもの(私)いれば、卓球台を片付けるもの、先にバスケアリーナ(同体育館2F)に行ってバスケットリングの準備をするもの、皆が仕事を見つけ動いてくれる。皆その辺は気が利いていい子達だ。(何様やねん笑)この中であれば間違いなく私が1番悪い子だと自分自身で思っている。そして私たちは卓球のネットを返し2Fのアリーナへ向かうのだった。
友への配慮
さぁアリーナへついた。私達は3つのバスケットボールをまわしてそれぞれシュートを打ち始めた。なぜ5人いるののボールが3つしかないのか?それは元バスケ部が3人しかいないからだ。
T.I君とK.K君、それに私だ。先述の通りK.K君は元々はバスケの方にだけ来る予定だった。理由は卓球のときのK.Y君たちのときと一緒で何かしら輝ける場所を与えたかったからだ。彼は3Pシュートを得意としている。これが決まれば褒めれらること間違いない。自己肯定感の低い彼も少しは上がるだろう。私はそう期待した。実際はどうかわからない。当初T.I君に関しては先述の通り少し荒いところがあり、さらに体格も私達より一回り大きいが故にバスケの方に入れるとパワーバランスの問題や怪我を危惧してあえて外したところもある。結果来ることになったが、何とか怪我人やパワーバランスも考えてくれたのかなんとかなった。
少し時間が経つとT.M君があることを叫び始めた。
T.M君が何を叫んだのかは次回へ!お楽しみに
※何度も言いますが、写真と記事の内容は全く関係ありません。
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