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3/17の出来ごと 第4話

これは第3話の続きとなっております。第1話から第3話まで読んでからこちらを読むことをおすすめします。それではどうぞ!

動画に対する気持ち

 何がきっかけかは忘れたが、私が“次のこと”を考えていると、T.M君が卓球の台上の角にペットボトルを2本置き始めた。どうやらペットボトルの隣の角(ネットを跨ぐ方)からピン球を打ってペットボトルの間に通すという技をしようとしていた。最近のショート動画でありそうなやつだ。T.M君は早速始める。そのとき私はペットボトルから少し離れた位置から動画を撮り始めた。彼の技が成功したらギリ当たるか当たらないかくらいの場所だった。彼はトライする。だが中々決まらない。一回惜しいときもあったが球がペットボトルを超えていたためノーカウントだ。交代して次にK.Y君の出番。何と2回目でまさかの成功!さすが元卓球部だ。これはすごい!
 実は最初のラリーも動画も一部動画を撮っていた。なぜ動画を撮るのか?私は動画を作るのが好きだからだ。編集は大変だが楽しい。本来はこの動画をYoutubeに一つの作品として載せたい。だが彼らのプライバシーもあるので勝手には載せられない。だから今のところは今回撮った動画は編集して彼らだけに見せることにする。それで許可が取れたら全世界に晒していこうと思う。

個の能力の信頼

 次にペットボトルを一本にし次はペットボトルから対角線の位置のところからピン球を打ち、ペットボトルを倒すという技をK.K君とT.I君が挑戦した。もちろんこちらも動画は撮っている。彼らは交互にトライする。まぁ素人の2人なのでそううまくはいかない。彼らが頑張っている間こちらで少し一本取られたことがあったが、そんなことをしている合間にK.K君が成功した。彼は喜んだ。そのあとT.I君は一回だけこれに挑戦したが、彼はヤケクソになりラケットをペットボトルに向かって投げつけ、台を3回ぐらい叩いていた。相変わらず少し乱暴なところがあるようだ。
 T.I君は運動神経もよく、体力もあるが卓球は少々苦手なようだ。だから尚更悔しいのだろう。でも彼はコミュニケーション能力があり、言語化も上手い。だからそういった面を信じてバスケじゃなく卓球の方に呼んだ。結果、私の思った通りうまくやってくれた。彼のこういうところは尊敬する。

仲の良さ

 ここで上記に記載してある一本取られたことについて少し触れよう。私がK.K君とT.I君の動画を撮っているときだ。たまたま隣に座っていたK.Y君に突然話しかけられた。「家小話のサムネって日常組意識しとる?」「いやたまたま」私はこう答えた。“家小話”とは私が最近Hearという音声投稿サイトで始めた声日記のことだ。このことについて少し彼と話していると、突然聞き覚えのある声が聞こえてきた。私の声だった。そう、K.Y君が私の声日記を流して始めたのだ。これに私も驚きすぐに彼のスマホを奪い、音声止めた。多目的ルームを出てしまうくらいだ。
 K.Y君からはこうやっていつも何かしらいじり的なものを受ける。彼にはちょくちょく一本取られるのだ。だが、私もいじられたい部分もある性格なので若干嬉しい気もするが流石に恥ずかしい。まぁでもこうやっていじられるのも仲が良い証かもしれない。

“次のことは”次回持ち越し!お楽しみに!
※相変わらず写真と内容はリンクしてません。

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