1999年に世界が滅亡したらそれはそれでラッキーだなって
人生が有限だって、どれくらいの人が本当に気づいているんだろう。
もちろん終わることなんて想像したくないし、当面何かが起こる予定もないんだから今のまま暮らしていけばいいって、そういう考え方もありかもしれない。
だけど、終わりがあるから今をより大切にするし、今を大切にするからこそしっかりとその時間や経験を味わうことができるんだと僕は思う。
逆に、どれだけ時間が長くたって、その時間を大切にしていなければ、無味乾燥なほとんど意味のないものになってしまうかもしれない。
*
先日、子どもの頃からずっと聴いているMr.Childrenのライブに初めて行ってきた。
今回のライブはいつもと違ってしっとりした雰囲気だったようだけど、それでも桜井さんの歌やパフォーマンスを生で見聴きできてとても嬉しかったし、腹の底までその声が響いた。
コロナ禍が始まってすぐの2020年4月に、外出できない人たちを楽しませる目的なのか、Mr.Childrenの25周年のライブ映像がYoutubeで配信された。
それは今も観ることができて、今でも時々観返している。味わいが風化してしまわないように、できるだけ間を空けて。
2本構成になっている動画の後編の最初の方に、こんなMCがある。
ハッとさせられるような言葉。
BGMのキーボードの音や会場全体の空気が相まって、余計に心に響く。
2024年の今、世界にどんな予言があるのかわからないし、そんなものあってもなくてもいいんだけど、どちらにせよいつかは最期が来る。
なんとなく惰性で我慢しながら生きていくのと、仮に短くてもやりたいことだけ思う存分やって生きるのと、どちらの方が色濃く豊かな人生になるのか、想像する必要すらない。
それに、思う存分やった方が、結果的に色々なものが付いてくると思うし、人としても大きくなると思う。
*
桜井さんのように美しい表現ではないけど、僕も同じようなことを20代前半の頃に大学時代の友人に話したのを覚えてる。
問いで締めてはいるけど、僕はもちろん後者の価値を重く捉えてる。”濃さ”が何よりも大事なのだと当時から今も尚思っている。
今この瞬間と、自分と、大切な何かと、本当にしっかり向き合えていますか?
もし自信を持ってYESと言えない方は、良かったら僕のコーチングを受けてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?