交換note #4~働くって何?~ やん→かいさん
かいさん、こんにちは。
そろそろ2023年も終えるね。
時間の経過と関係なく、自分の年齢とか、西暦とか、どこかにピン留めされてる感覚って無い?
僕の場合は、大学を卒業した2010年とか、32歳(2019年)とか、その辺にピン留めされてる感覚があって、「あれからもう13年も経ってるんかい!」とこりもせずに何度も驚いたりしてるよ(笑)
そんな感じで、今日も凍える仙台からnoteをお届けします。
ご想像の通り、指かじかんでます。
*
海さんのnoteを読んで、海さんは『”これだ!”に挑戦する人』なんだな、と思ったよ。
もう少し踏み込んで言ってみると、本当はそう在りたい、と表現した方が近いのかな?わからないけど。
ご縁の取捨選択に『瞬間最大風速』という言葉を使っていたり、レールを降りたことに対して『これを求めてた感』を感じていたり。
コーチの好奇心的には、その”これだ!”の響きはどんな質感があるのかとか、海さんのどんなところから出てきてる感じがあるのかとか、気になるね。
一つだけピックアップしてみるとすると、
海さんにとって最高の挑戦があるとしたら、そこにはどんな感触(喜びとか)があるんだろう?
*
というところで、頂いた問いについて考えてみたいと思います。
>今のヤンさんにとって、働くってなんですか?
これについては色々と思うところがあるけど、まず答えてみると、
『生きること。自分が輝き、誰かを輝かせること。』
と答えたいかな。
①生きること
仕事が生活の中に溶け込んでるような働き方をしてる人って楽しそうだと思うんだよね。
個人経営の飲食店やゲストハウスで働く人とか、海外で見かけた市場で働く人とか。
仕事を仕事のためだけの時間にしていない。肩に力が入っていなくて、極端に言えば、ただ生きてるだけ、みたいな。
欲張りかもしれないけど、そんな感じにしたいな。
②自分が輝き、誰かを輝かせること
単に生きると言っても、ボケーっとしてても生きてるし、トイレ行ってる時も生きてる。
でも、自分が輝くシーンだと、それは良い働きになりそう。
歌手なら歌ったり、子どもが好きなら子どもの面倒を見たり、良いもの広めたいなら営業したり、魚が好きなら魚博士になったり。
そうやって自分が輝くと、それに影響を受ける人ももっと輝いていく。
純粋に楽しむことで、自分も人も喜べる。そんな世界を生きたいね。
綺麗事のように聞こえるかもしれないけど、そうこれは正に綺麗事だと思う。
でも、間違ってないとも思ってる。
そして、ここから先は結構尖ったことを書くよ。
先に謝っておく。ごめんね(笑)
言ってしまうと今の社会構造はちょっとおかしいと感じてるんだよね。
いつかnoteのテーマにしようかとずっと悩んでいたんだけど、今の資本主義っておかしいというか、みんなにとっての最適解ではない気がして。
テクノロジーの進化に伴って、数十年前と比べてかなりお金が局所に集まるようになった。大谷翔平が1,000億円もらえたり、メガテック企業の報酬が驚くほど高いのは、彼らが優秀だからだけでなく、時代やテクノロジーの恩恵でもあると思う。
一方で、それ以外の人たちも生きるためにお金が必要。お金は局所的に集まってるから、以前よりも少ない残渣を多くの人が分け合う構図になる。
ぶっちゃけ、大谷翔平には1,000億円も500億円も大差ないと思うし、年収1億円も5,000万円も大差ないんじゃないかな。
少ないお金で苦しんでる人が受けられるかもしれない喜びに比べたら。
でも、(Factfulnessにも書いてあるけど)社会課題もかなり解決されてきているし、需要サイドはもう結構十分だと思う。スーパーに並ぶ納豆だって、あんなに種類いらない。
だから、仕事の意義は誰かや何かのためではなく、自分が生きるためになっちゃってるものも少なくない。
そうやって、少ないお金を多くの人がゼロサムゲームのように取り合う構図になってる。
その上で、資本主義の働き方って相対性みたいなもんだから、端的に言うと周りが10時間働けば自分も10時間働かないと普通の生活ができない。
昭和の頃と比べて生産性は3倍になったとか10倍になったとか聞いたこともあるけど、産業革命の時点から働く時間も大きく変わってないし、睡眠時間はむしろ減ってるのは、つまりそういうことだと思ってる。
働くことそのものが問題になって、心のトラブル抱える人だってたくさんいる。
こういう文脈でいくと、「とは言えこういうルールで世界は回ってるんだから、自分が勝ち組になればいい」と言う人もいるけど、自分が勝っても苦しむ人の数が減るわけじゃない。
社会の仕組みがちょっと違ければ、めちゃくちゃ効率的に社会は回るし、少ない時間働いて今よりも生産性高いみたいなことが可能そうだし、その方がみんなある程度ハッピーに生きられる気がしてる。
だって、〇〇Payとか、こんな数いらないよね(つまり開発などに費やす労働力も不要)。むしろ1つ2つくらいにまとめてもらえた方が嬉しいんですけど、、笑
世界的ベストセラーにもなったサピエンス全史の最後の方には、こんな一文があるらしい。(ということを知って上下巻買ったけどまだ読んでない)
『文明は人々を幸福にしたのか?』
もちろん医療とかある部分ではYESだろうね。
でも、NOと言わざるを得ない部分もまあまあありそう。
*
なかなか熱くなってしまったので話を戻すと、
『生きること。自分が輝き、誰かを輝かせること。』
こんな働き方、生き方をしていきたいかな。
自分が生きるためにお金が必要だから、とにかく効率的に稼ぐんだ!
というのではなくて、純粋に価値があり、そして自分が充実感を持って輝ける取り組みをしていきたい。
お金はそれに付いて来る形が理想かな。ね、綺麗事でしょ?笑
でも、そうやって生きていこうと思ってるんだ。
自分がおかしいと思うことには従えない性分でさ。
純粋な価値という意味では、コーチングはその人の人生を良くしていくど真ん中ストライクの関わりだから、本当に素晴らしいと思ってるんだよね。
*
ということでなかなか長文になってしまってごめんね。
次は年明けの返事になると思うので、新年に向けた海さんの決意みたいなものも聴いてみたいな。
それでは、今年も大変お世話になりました。
良い年をお迎えください。
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