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就職氷河期に一般事務職として社会人になった私の今。

こんにちは。
私は現在、無期派遣社員という雇用で働いています。『これ以上、給与がのびるこはありません。』と、今年度の更新契約で派遣会社から宣告を受けました。子育て優先を考慮して時短派遣として働き始め6年目。職種的に時短では仕事が追いつかず数年前にフルタイムに切り替えました。給与はガラスの天井とやらに届いてしまったようです。あらら、なんと早いこと。今アラフォーの私。まだ自分が約20年前の新入社員時の給与でこれ以上は収入が上がらないのですね。

曲がりなりにも、新卒時に今の派遣先の違う事業部門にて正社員として働いていた私。現在、同じ業務をしている方は正社員が8割。正社員の方はボーナスを支給され、昨今のインフレを考慮の上ベースアップも実施されました。同じ仕事をしているのに派遣はそのような処遇改善は無し。結局、同一労働同一賃金なんてマボロシ〜。
まさしく、『なんでだろう〜✖️2』という、かの名曲を口ずさみたくなる年度更新でした。

ならばと、正社員への復帰を考えている今日この頃です。信用できる人に働きかけてみる、もしくは環境を変えてみよう作戦を決心しました。

現在の派遣先で正社員の一般職事務入社で社会人スタートを切った私。当時では新しく設立したてのマーケティングの部署に入社しました。男性総合職の20歳程歳の離れた方が他エリアで担当している仕事を新入社員の私が1人で担当していた仕事も多数。20年弱社会人生活をしてきて色んな組織を俯瞰で見ても、あの頃の私は1人でよく頑張ったな。年功序列、男女賃金格差、総合職と一般職の格差というものに疑問を感じた20代の頃。疑問は感じつつも仕事は大変だったけど、楽しかった思い出が。やればやるだけ出来る事は増えるし。新設部署で人が足りていなかったからが大きい理由ですが、自由に何でもやらせてくれた上司にも感謝。ただ、処遇と対価が一致していたのかは今振り返ってもわかりません。

能力差で給与の格差があるのは然るべきですが、年齢や男女や入社時の雇用形態で同じ仕事をして成果を上げて給与格差がつくのは無意識のバイアスがあると思います。それを改善しないのは、例えというなら、義務教育で言われた事のある、いじめをするのも悪いし、黙認しているのもいじめの加担。それと同じ現象ではないか。

もちろん派遣社員として、一般職社員として働くことの享受も知っているし、それがフィットする人もいる。ただ、雇用の境界線が曖昧すぎると感じているのです。そして一度弱い立場の雇用に入ってしまうとそこから抜け出せない感じ。派遣社員になってすごく感じている今日この頃。一度、派遣先のアラウンド60歳の男性上司に正社員への雇用転換の可能性を確認してみたところ、即答で『前例がない』との事。談笑の中の確認でしたが、そうなのか〜と思いました。

まあ、思う事は色々あるけど、自分で決めた派遣社員という働き方。受け止めて何とかするしかないのか。

閑話休題。

今回は派遣先がそれでも好きだなと思った話。
隣の芝生は青いというか、面接をしてみると今の派遣先の環境の良さを痛感する事もあるのです。

とある会社の面接に出向きました。
そちらの企業様は平均年齢50代中盤。なかなか珍しい平均年齢の企業様です。
これから上場を考えられている会社様で事業の成長性が魅力的な企業様でした。そして、これから創り上げていく組織の中で裁量権を持って仕事が出来る事を想像しました。
私の懸念点は平均年齢。だって、人生100年時代。50年以上は生きる世代。長く収入を得たいのです。
ざっくり言うと、大手企業出身の方が立ち上げた企業様でした。

正社員として応募した企業の面接官の方とお話していて感じた違和感。

女性社員のことを『40代の子』とか、子呼ばわりする時点で私は何か違和感を感じる。それって私だけ?企業様の平均年齢が高いからでしょうか。40代をまだまだ若手の存在として扱って下さるようです。こそばゆい感じを受けました。

日中に外食をされている女性について『働いていない』『暇だから』とおっしゃる。違和感を感じる。それって私だけ?

『お子さんの年齢はおいくつ?』と、面接の時に聞かれる。それに伴い、『残業はどのくらい可能ですか?』と、聞かれる。
それは男女ともに聞く質問なのだろうか。子供を持つ方に向けて全員に聞いていらっしゃるのか? 面接の度に聞かれ思う私。それって私だけ?

仕事説明で、
『郵便物の配布』『机を拭く』『漆器の整理』『シュレッダーのゴミを捨てる』を仕事のリストに載せてくれている企業様。
各自でやれる事をわざわざ担当の仕事としてリストする事なのかと感じてしまう違和感。それって私だけ?

今の派遣先はいわゆる一部上場日系大手。私は役員秘書として働いています。
社員の方は自分の身の回りの職場環境は各自でおおよそ管理されています。
ただ、常識のある方から無意識の男女バイアス発言や雇用バイアス発言は受けた事もあり、違和感を感じたことはあります。世代差ギャップと受け止められる程度で度が過ぎる違和感発言を受けた事がなく、今の勤め先の心地良さを改めて感じた私。
言葉ってやっぱり大切です。言葉尻は特に。無意識に感情や人柄が表れると思います。
節々で違和感を感じた面接でした。お忙しい中にお時間をとって頂いたことに感謝しつつ、長く勤められる自信が持てず、結局は辞退の連絡をしました。

きっと私にも無意識のバイアスがあり、他の人に違和感を感じさせてしまう発言や行動もあることでしょう。そして、それはよっぽどの親しい仲でない限りは指摘はされないのでしょう。気をつけようと思いました。
そんな事を思った面接でした。そして、今の派遣先の上司や同僚の素晴らしさを再確認した私。

そんな事を感じながら、私の収入アップの為の活動はまだまだ続くのでした。
自分の強みや、提供できる価値を棚卸し中です。DX関係の講座も受けたり、語学ももう少し学習を続けてスコアを取得しようと思っています。
ケセラセラ〜。

最後まで読んで下さりありがとうございます。
これからも、自分の子どもに伝えたいこと、親子のコト、モノ、私のなんでもない日常のコトを不定期に綴ってゆきたいと思っています。


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