EKITUZIのこと④~想定内の大苦労【雪編】
前回はこちら
あちゃ~、冬に向かってのオープン???
EKITUZIは2017年11月10日にオープンしました。
当初は10月オープンの予定が、これまで前例のない施設だったこともあって仙台市に対する確認申請等の申請作業が遅れてずれていったことが第一に大きかったのです。
また、東口駅前が地区計画、景観条例の縛りが予想以上に強かったこともあります。
11月オープン。。。
仙台の冬の寒さ、そして冬のお客さんの動きを知っている人なら「こりゃ禁じ手でしょ?」という突っ込みどころ。
オンシーズンはこれでもかというほど毎週のように市内各所で野外イベントが行われ、かなりの賑わいをみせる仙台市内ですが、それが嘘のように11月から3月までの期間は、静まり返ってしまいます(定禅寺通りの光のページェントを除く)。
野外イベントだけでなく、通常の飲食店の売り上げも劇的に下がるというくらいですから、冬の仙台の人たちの遊びモチベーションの下がり方は見事です。
その中で11月10日のオープン。。。
大家さんであるJRさんにもかなり抵抗しました。
でも予算執行年度の関係でここしか難しいと。
その時腹はくくりました。でも現実はそれ以上で。
当日はメディアの人も中心にかなり集まっていただきましたが。。。
この年の平均気温です。今年は暖冬だとか大騒ぎになってますが、この2017年~18年はよりによって11月以降2月まで寒い年でした。
明らかですねw
さらに忍び寄る雪の気配
仙台はありがたいことに東北にしては雪の少ない街として有名です。
なんですが、何年に一度かドカッと降る年があるんですね。
この2017年~18年のシーズンがその年でした。。。
もう一度冒頭の写真を載せます。
スタッフのイワマが倒れてます。
12月から2月まではこの光景が普通で、
ドカッと来る
↓
雪を掻く
↓
何とか掻いたところと日向くらいは溶ける
↓
ドカッと来る(アタマに戻る)
の繰り返しでしたね。
外飲みが好きな男が本気で東北でソトノバを通常営業することの難しさを身にしみてわかった経験でした。
この時、イベントでEKITUZIに出店してくれた学生さんはあまりの雪に少し頭のねじが外れたのでしょうか?
着色した富士山かまくらを作ってました。
お気づきでしょうか?このとき、まだそのあとのメインスペースになる屋外の大テントはありません。
その話はまた次回以降。