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イギリス・湖水地方のリゾートホテルに滞在して

イギリスの湖水地方といえば、ヨーロッパでも指折りの観光スポットであり、美しい湖と山々が織りなす景色は、多くの人を惹きつけています。そこの代表的なリゾートホテルに滞在してみました。

場所は、湖水地方の玄関口のウィンダミア(Windermere). 私は、1986年にここに行ったことがあり今回が2回目です。しかし、その時は土砂降りの雨で風景を楽しむどころか、外出もままならなかったので今回がリベンジです。

宿泊したのは、Low Wood Bay Spa & Resortという、歴史あるリゾートホテル。

ホテルのエントランス

アクセスは、ウィンダミアの駅から、バスで15分ほどかかります。イギリスは、キャッシュレス化が浸透していて、バス代は日本でいうタッチ決済、イギリスでは、Contactlessと呼んでいます。

ウィンダミア駅

降りるバス停は、ただ「Hotel」という名前。他にホテルは、ないのだろうか?と思いながら乗っていたら、降りるボタンを押したにも「Hotel」バス停で止まりません。停めて!といっても時遅く、次のバス停で降りる羽目になってしまいました。

次のバス停までは、かなりの距離があり、歩いて戻るのはしんどいなと思いながら、降りました。反対方向のバスはないかな、とGoogleさんで調べると、幸い5分後にありました。それに乗って無事、Low Wood Bayホテルにチェックインできました。

ホテルの周辺を歩いて分りました、バス停が「Hotel」となっていたのが。ホテルの目の前が、ウィンダミア湖で、桟橋があり、プレジャーボートのハーバーになっていました。周辺には、民家もお店も、もちろんコンビニもありません。このホテルだけでした。

だから、食事はこのホテル内でとること以外に方法はありません。もちろんバスで近くの観光地に出かければ、レストランはあります。参考までに、ホテル内の「W」というレストランのディナーメニューをご覧ください。

朝食を食べるとき、どんな人たちが宿泊しているか、だいたい分ります。9割以上が白人の欧米人です。私たち以外に2組ぐらい日本人がいました。

このリゾートホテルでどんな過ごし方をするのか、観察するために、ホテルのプールに行ってみました。ホテルのロビーでは、白いバスローブ姿の人が何人も歩いていました。スパかプールで楽しんでいるはずだと思ったからです。

スパは追加料金がかかるので、プールだけにしました。

プールでは、泳いでいる人はいませんが、プールサイドのソファーに座ってワインを飲んでいる人、スマホを見ている人、PCで仕事をやっている人、女性のグループがおしゃべりしてたり、といった感じでした。子ども連れはいません。

私は一人、水中ウォーキングをしていました。プールは温水だし、暖かいジャグジーもあって快適です。自分だけ浮いているような気がしましたが、慣れていて堂々としているふりをしました。

係留してあるボートに近づいてみると、数人でボートの中で、ワインと軽いつまみでおしゃべりしている人たちがいました。

もし天気が良ければ、湖のクルーズに出ていたのかもしれません。

ボートで湖をクルーズして、スパやプールで遊び、レストランで美味しい料理を食べて、家族や友人とおしゃべりをして、こんな時間の過ごし方をするんですね。

宿泊費が気になると思いますが、2泊3人で約10万円です。どこに行くにもバスを使わざるを得ないところにあります。

湖水地方は、車があればもっと行動範囲が広がります。

ホテル前のバス停には、「英国で最も眺めが美しいバス停?」とありました。時刻表はありません。ホテルのレセプションに聞いたけど、なかった。やはり、Googleさんが頼りになりました。

湖水地方に3回目、行けるかどうかわからないけど、晴れた湖水地方を見てみたい、というのが一番の希望です。

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