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ぼくらの夏休み/日常

我が家の夏は、ひたすら海。
私が子供の頃からそれが鉄板。

お馴染みの海へ行けば
海仲間と呼ぶような
ほとんど海でしか交流のない
お馴染みのメンバーがいる。

プライベートビーチではないが
一般の海水浴を目的でくる人はほぼいない。
駐車場からとても遠いから。
釣り人が朝早くにいるくらい。

私たちがなぜ行けるかというと、
砂浜を走れる車を所有しているから。

私たちの夏は
馴染みの海で馴染みのメンバーと
水上バイクやバギーなどの
アクティビティを楽しみつつ
タープの下で飲み食いし
くだらない話をすること。

これが夏の休日。
だから夏に旅行なんてほぼ行ったことなし。

海の上走るの気持ちいい


10代20代の頃も友人を呼び家族ぐるみの付き合い。
そのお陰で私の両親は私の友人をほぼ知っている。

私はしばらく土日祝が仕事の職場だったから
お盆休みくらいしか行けてなかったが、
毎年必ず行っていた。

そして、今年もやっと夏休みだ!行けるぞ!
となった途端・・・雨、台風。

なんという事だろう。
20年以上ぶりに海に行けなかった。

ちなみに私が仕事であろうと家族は海に行くので
両親も息子も今年は8月上旬までで10回弱は行っている。

私だけが行けなかったわけだが、
なんだろう。
なんか夏が始まらずに終わったような感覚。

水上バイクに乗れなかったこと
海に浸かれなかったこと
BBQができなかったこと

どれかができなかったことが残念というより
当たり前に続いていた夏の日常が
なかったことが寂しく感じている。

改めて考えると
家族で共通の趣味や好きがあるって
特別なことだし
多感な10代20代も仲良く
家族で海に行っていたって凄いことかも。

10歳の息子に関しても
過去の私と同じように
周りに老若男女様々な人がいる環境で
(おじさん率高いが)
色々なことを学んでいると思う。

母ちゃん一緒じゃなくても
夏が終わると毎年毎年成長を感じる。
今年も男らしくなった。


私はさみしさから
日常が特別なことなんだという気づきを得た。

息子は自然の中でまたひとつ成長。

今年はそれでいい。

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