潰瘍性大腸炎 花粉症の症状を抑えよう
今回は花粉症が潰瘍性大腸炎の症状を悪化させている、という自分の経験からお話ししたいと思います。
なぜ花粉症が病気を悪化させるかと思ったかというと、毎年春になると大腸の状態が悪くなるなぁと感じていたからです。
特に花粉の飛散量が多い年は、それに比例して症状が悪くなることが過去を振り返ってみて多かったようです。
花粉症が潰瘍性大腸炎を悪化させるなんてと思うかもしれませんけれど、どちらも外から入ってきたものに過剰に反応するという側面があります。
おそらくどちらも免疫系に関係するからだと思われます。
そして花粉症は鼻水が多く出ることによって、粘膜へダメージを与えます。
鼻や喉の粘膜が弱ってくると、それと連動して大腸の粘膜へもダメージを与えてしまうようなのです。
こういったことから、潰瘍性大腸炎患者で花粉症の方はなるべく症状を抑えるようにしたほうがいいと思われます。
鼻水・鼻詰まりには鼻うがい
花粉症が発症してなるべく薬を飲まずになんとかしたい、と思っている方は多いと思います。
そういった方におすすめなのは鼻うがいです。
鼻うがいのやり方は、まず鼻うがい専用の容器を薬局で購入するのがいいです。
鼻うがい専用液は結構高いので、買い続けるのではなく自宅で食塩水を作りましょう。
鼻うがい食塩水の作り方
自分流のやり方をご紹介いたします。
まず、560mlの塩素が入っていない水を用意し、沸騰させます。沸騰させるのは滅菌するためです。
そこに小さじ1の粗塩を入れます。
冷めたらペットボトルに水と粗塩を入れて完成です。
他にも作り方はございますが、濃度0.9%の食塩水を作るにはこのやり方がベストでした。粗塩でなく普通の食塩を使うと、作る方は変わってきます。
鼻うがいのやり方と注意点
鼻うがいは、専用のボトルを買った時についている説明書を読みながら行えばOKです。
僕が使っているのはハナノアの簡単タイプです。(最近は、アメリカのサイナリンスというものが人気みたいです。)
やり方のコツとしては、ボトルを入れた方を若干上にして、出す方を下げるということです。アーっと声を出しながら行うのもいいでしょう。
注意点は、洗浄中に唾を飲み込まないこと、洗浄後にすぐ鼻をかまないことです。
鼻うがいは1日2回までにして、面倒ですが食塩水は毎日作るようにしましょう。
その他の花粉対策
鼻うがい以外の対策としては、ナザールスプレーというものを使っています。
鼻水・鼻詰まりがひどくなってきたら、両方の鼻にスプレーします。
鼻うがい後に行うと、さらに効果は倍増しますのでおすすめです。
まとめ
以上が、花粉の時期に潰瘍性大腸炎を悪化させない方法でした。
くしゃみ鼻水が治ると、だいぶ大腸の状態も良くなってくると思いますので、この時期に悪化させないように取り組んでいきましょう!
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