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YAMAHA MODXでDJ気分を味わってみた 〜弾けない初心者の楽しみ方

こんにちは。

先日テレビ朝日の関ジャムにSTUTSさんが出演されていて、AKAIのMPCでカッコイイパフォーマンスをされていました。最近はDJがパッドにサンプリングした音楽をアサインしてパフォーマンスに使ったりもしているようで、楽器を弾けない私でもパッドなら楽しめるかも、とパッドに興味津々です。

DTMはとっても楽しいのですが、打ち込みをやっていると自分がキーボードを弾けるようになったような気がして、弾き始めると弾けなくて我に返る。なんてことをしょっちゅうやってます。

打ち込みもまだまだお勉強中なので、これが上達すればまた違うんでしょうけどね。とにかく今は表現したい気持ちが先走ってスキルが追いついていない感じです。

そんな時にピッタリなのが、YAMAHAのシンセサイザーMODX6です。本格的なシンセサイザーなのですが、プリセット音色が素晴らしく、アルペジエイターを超絶使いこなしていて、片手でコードを押さえるだけでセンスの良い自動演奏をしてくれます。初心者の私でも楽しむことができる素晴らしいシンセサイザーです。

(前置きが長くてすみません)
MODX6でプリセット音色を探していたら、面白い音色を見つけました。
Start The Machine
えっ!DJっぽい!楽しそうー!
と楽しんでみたのが、以下の動画です。

いやー、楽しいですね。
楽しんだついでに、この音色がどうやって作られているのか調べてみました。

使われている音色を確認する

PERFORMANCEボタンで音色の詳細を表示

MODXを普通に起動するとLIVE SETが表示されています。そこで「PERFORMANCE」ボタンを押すと音色の詳細が表示されます。
えっ。たった3っつでできていたんですね。
「Solo」ボタンを押すと、各音色単独の音が聴けるので、どんな音で構成されているのか確認することができます。

アルペジオを確認する

音色がPart1〜3の3音色でできていることがわかったので、次はそれぞれの音色のアルペジオ(自動演奏)の設定を確認したいと思います。

左下の「Common」ボタンをタップするとパート選択ができるので「Part1〜3」を選択することで、この音色を構成している3音色それぞれの設定を確認することができます。

確認したいパートを選択

次に左のボタンの並びから
「Arpeggio」-「Individual」
と選択すると、SCENEボタン1〜8に割り当てられているアルペジオの設定を確認することができます。

アルペジオの設定

そして、1〜8の行をタップして「Category Search」ボタンをタップすると、アルペジオのカテゴリ選択画面が表示されます。

アルペジオのカテゴリ選択

なるほど、こんな仕組みになっていたんですね。
ここでアルペジオを別のものに変更することもできます。が、変更後は保存しないと反映されません。私はここで適当に変更してみてから、そのまま電源をOFFにしました。保存しない限りは電源をOFFにすると元に戻るので安心ですね。

それにしてもアルペジオって、こんなに膨大な種類があるんですね。
さらに音色ごとに適したアルペジオが用意されているようなので、全体ではどれくらいあるんだろう、と仕様を確認したら
10,239タイプ
プリセットされていることが分かりました。
ちなみに1つ3秒ずつ聴いてゆくと、全部聴き終わるのに8.5時間かかることがわかりました。

いつも新しい発見があるたびに、掘り下げようとすると沼の深さに圧倒されてしまいます。しばらくは広く浅くを心掛けながら、楽しんで続けられるようなやり方を探ってゆきたいと思います。

YAMAHAさん、初心者でも楽しめる本格派のシンセサイザーありがとうございました。

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