【備忘録】MacでFT8を楽しむためのWSJT-XとRUMlogの設定
WSJT-XとRUMlogを使ってFT8を運用する際の設定を紹介します。現在のハードウェア構成は、
IC-705
MacBook Air(M1, 2020)
ソフトウェアは、
WSJT-X
を利用しています。RUMlogNGはMac用のログソフトで、WSJT-Xと連携が可能。WSJT-Xの使い勝手が格段に向上します。App Storeで無料で入手できます。
まずはRUMlogNGを起動し、設定画面(Preference)を開きます。
「General」の画面では、「Operator」でコールサイン、名前、グリッドロケーターを入力。また、「Auto start」はWSJT-Xを設定し、RUMlogNGともに自動的に起動するようにしておくと便利です。
「TX1」ではトランシーバーの情報を入力します。設定は以下のとおりで、IC-705を選び、「Interface」は“Serial”を、「CAT:Serial port」は下記のように設定します。
さらに、「UDP」で「Fldigi compatible」を“Enable”とし、「Host」に画面と同じ数字を入れます。その下の「WSJT-X」の設定は、とりあえずこんな感じでOKです。
LoTWやeQSLを利用しているなら、「LoTW/eQSL」も必要事項を入力しておきます。
なお、実際の運用時にWSJT-Xで「QSOをログ」すれば、情報が自動的にRUMlogNGに転送されますが、LoTWやeQSLへのアップロードはRUMlogNGの「QSL」メニューを操作する必要があります。
次にWSJT-Xを立ち上げて設定画面に。
「一般」でコールサイン、グリッドロケーターを入力します。
次に「無線機」。無線機はIC-705ではなく、“DX Lab Suite Commandar”を選びます。「PTT方式」は“CAT”とします。「CAT制御」の「ネットワークサーバー」は下記のとおり数字を入力します。
そして「オーディオ」を設定します。IC-705とMacをUSBケーブルで接続すると「USB Audio CODEC」という入出力が現れますので、これを選びます。
最後に「レポート」を設定します。「UDPサーバー」のアドレスとポート番号を下記のように入力します。
また、「ログ」や「ネットワークサービス」を設定しておくと便利です。
設定はこれで終了です。とりえあえず、WSJT-X、RUMlogNGをいったん終了します。
実際に操作するときには、RUMlogNGを起動すれば、WSJT-Xが自動的に起動します。
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