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怒りは誰のためのもの?

先日、ブチ切れたんですよ。
かれこれ35年以上の付き合いの友人に。


なんでかって?

私の正しさのアピールのためです(爆)


若い頃はいろんな不条理によく怒っていましたが、
世の中がだいぶ解ってきた50代半ば。
感情を人にぶつけることは、人生を通してもほとんどした事がないので

我ながらビックリ。


私が大切にしたかったことは、
「誰もが心地いい環境で楽しみたい(お酒の場)」
…を護りたかった。


「友人は自分を解って欲しい。(周りは関係ない)」だった。


何度も
『わかっていない訳ではない』
『今はその場面じゃない』
…と説明していても


「話を聞いて!!!」

と、いつものように始まった。


場を考えない友人の身勝手さに
私の中のスイッチが『ON』になった。


『嫌。もう話は聞かない。この話はこれ以上しないよ!』
…言い放った。


もう一人いた友人も「シーン…」


たぶん、友人に怒ったことは初めてだったと思う(50代半ば)


そりゃ、3人でワイン3本空けりゃしゃぁないか(みんな)


もう一人の友人は、
「俺さ、あの時、自分の気配消したもんね…」って言ってた。



あの怒りは、
「みんなが楽しく過ごせるように…」って、
気を使って生きてきた
私の心の叫びだった。


そんなに気を使わなくったって、生きていけるのにね。

「話を聞いて!!」って言った友人となにが違うのか?


大した変わらないね。


人は、自分が正しいと思ってる。
相手の立場になったら、自分とは違うことに気づく。
(相手の立場になれない人多数あり)


何が正しくて、何が間違いなんて…
無い。


結局のところ、それを決めるのは自分だから。


だから相手の反応が思い通りじゃなくても仕方のない事。
その事を理解していれば、
生きていくのはだいぶ楽になる。


怒りは、
自分が大切にしていた何かを蔑ろにされた反応。
解ってもらえなかった悲しさ。


いちばんの理解者は
あなたの中にいる。


それだけでいいじゃない。








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