新人教育。
自己紹介を書いてから、勢い余って始めた割にはスグに出鼻を自分で挫いており。
ブログあるある(笑)
初めに書く話は何にしようかぁ。好きなこととかかなぁ。
とか思っていたのに。
まさかのお仕事絡み。になるみたい。
いや、なってしまいました。
会社のメイン事業は運送業。
みなさま…運送業のお仕事ってどんなイメージですか?
運送業と言っても、宅配業もあれば、商品を運ぶ、土を運ぶ、卵を運ぶ、牛乳を運ぶ、肥料を運ぶ、野菜を運ぶ、建材を運ぶ、車を運ぶ、灯油や軽油を運ぶそして人を運ぶ。
対象は様々ですが、何か物を運ぶんです(ご存じでしたよね)
朝、早ければ3時台からトラックに乗り始めます。うちの会社は17時までには大体の方がお仕事終わりますが、それでも大半の時間を運転する。荷物を届ける。扱う品物も多岐に渡り神経を使うお仕事です。
私が子供の頃の運転手さんたちは、まさに!!トラック野郎!!(菅原文太兄貴)さながら、暴れん坊なお兄さんたちも沢山いらしたのものです。トラックを寝床にしながら長距離を走るお兄さん達。そこには走る美学を持っていらっしゃいました。
世の中は移り変わり…
イマドキの運転手さんは、女性の方もいれば大卒の方もいる。走る美学というよりも、仕事だからやってる。って感じかな。
弊社の運転手さん達は揃って穏やか・優しい。昔のような喧嘩っ早さは日の目を見なくなってきました。まさに多様性が受け入れられているようです。時代の流れそのままです。
50人弱の運転手さん達。年齢層も幅広いので(高齢化が止まりませんが!)
少しづつ、退職されたり、突然現世を離れてみたりされるわけです。
決して余剰人員がいる会社ではないので、
その度に「わぁぁぁぁ…わぁぁぁぁ…」ってなりながらも、なんとか次の採用&育成を間に合わせてきたようで。
今回もなんとか採用にたどり着いた方がですね…
転職歴17回を誇る55歳。
なんで続かないんだろう。
後から履歴書を見た瞬間に思ったことです。
(私も新人なので面接に出させてもらえません)
昔、人材派遣会社の面接官をしていたことがあるのですが、
ある業界の営業職は、30歳までに2回以上転職していたら書類審査で落とされてました。
ですが、運送業はそんな贅沢を言っていたら人は集まりませんのですよ。
…というわけで55歳の新人。3ヶ月の見習い期間の始まりです。
採用からそろそろ1ヶ月。
通常なら3週間も同行すれば独り立ちが可能になるようなのですが、同行している先輩はOKを出しません。
理由は、ポカミスの多さもあるのですが、指摘するとキレる。行動が粗雑になり、物に当たる。嘘をついて隠蔽しようとする。そして、すべての出来事が自分が悪いとは感じていない。そして俺のやり方があるんだ!!とはじまるのだそう。
…う〜ん。厳しいっす。
携わる仕事が、一つのミスで1,000万円以上の損失に繋がるような内容。小さな町の小さな会社にとって、この…チャレンジ??
こ…怖すぎる。
私自身も昨年から実家に戻ったので、「新人の取締役」やり始めたばかりですが、会社経営のリスクをしみじみと感じました。
少しでも当事者にとっての行動変容や、携わる人たちのストレスの軽減や情報共有に繋がればと、『スキルチェックシート』を作って、業務後に行動の一貫性や、抜け漏れの防止、自身で振り返る時間を作るように仕向けてみましたが…どうなることやら。
ハラハラ・ドキドキが続く毎日です。
この続き…書く日がやってきそうです(予感)
どうせハラハラ・ドキドキするのなら、
ハートがピンクになるようなことにして欲しい。
そんなこんなで。
またお会いできればと思っております。
では。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。