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日曜日のクルーメイト #0051 Small Worlds!!

ハロー、クルーメイト! いかがお過ごしですか?
冲方は誕生日プレゼントに、東京お台場のスモールワールズにて入居権を頂いて参りました。
3D撮影でミニチュアを作ってもらい、ジオラマの一角に置かせてもらうというもの。
また、ガイド付きで製作の裏側を案内して頂き、様々な「物作りの大変さ、そして喜び」を改めて実感する、大変充実したひとときでした!

ミニチュア大好きな冲方には、終日いられる場所の一つ。
小さな自分の完成が楽しみ!!!

そんなわけで。今週も、大冒険な気分で、元気に参りましょう!

今週の宣伝1!

連載の原稿をいっぱい書きました! 掲載され次第ご紹介! 以上!

今週の宣伝2!

まだ公表できないものが、あれこれ! 以上!

今週の飯テロ!

ふるさと納税でめちゃ楽しみにしていたアイツが届いたので、欣喜して鍋にぶっ込みました!

素手だとめっちゃくちゃ痛いので軍手をはめて解体!

蟹の甲羅に日本酒を注いでレンジでチン! 蟹スメル漂う熱燗! 一発でふわふわ酔いどれモードに!

いざ、蟹のヴァルハラへ。蟹ハラへ。ご褒美の蟹天国に昇天ダイブ。昇っているのか落ちているのかよくわかりません。

蟹を残らず賞味したあとの汁もまた、余さず蟹雑炊に。
ビタミンと葉酸を残らず摂取。
おお、蟹よ。クラムボンの語り手よ。我が腹にて眠れ。
クラムボンが、ぷかぷか浮いているよ。
いや、あれの語り手は川蟹か?
なんであれ、美味しく頂きました!!
蟹万歳!! ハイル、クラブ!! ハイル、クラブ!! 大事なことなので二度言いました! ハイル、クラブ!!

さて。今週はいろいろと口封じをされているため、コメント・トークへ直行!

コメント・トーク

今週もクルーメイトのコメント、ありがとうございます!

先週のお尋ねは「改行は多い方が良い?」でした。
そのアンサーもふくめ、さっそくご紹介して参りましょう!

柘榴さんからの、プレゼント!
あまりに可愛くて胸をバスン!されたため、ついご紹介!
ひゅー! 可愛すぎです! 堂々たる虎光圀公とウフコックのコラボ、最高! きゃー可愛い!!
ありがとうございます! トラな気分になりたいときには欠かさず拝見したいと思います!

シシオリシンシさんからのスイーツテロ!!!! めちゃ美味そう!!

これも可愛すぎてご紹介! そして、この立体で、何であり誰であるかわかるって、凄いことではないですか!? 冲方にはまったく未知の技能であり、そしてすごい完成度ではないでしょうか。
素晴らしいプレゼントをありがとうございます! よだれが止まらない!

こちらはラピツティアさんの、言うならば酒テロ!

読書しながらの酒は良い! 冲方にとっては最高のリフレッシュの一つ! 焼酎の一升瓶をすっかり空けながら、『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作を一気読みしたときは、ティリオンなみに宿酔に悩まされた者。

さてはて、これはイベントのときのプレゼント・ボトルでしょうか。
『ばいばい、アース』の主人公、ラブラック=ベルは、「ブラックラベル」のアナグラムだったりするのです。
そしてその師匠の、ラブラック=シアンは、「ブラック・ラシアン」というカクテルのアナグラムで、二つを合体させることができた瞬間の二十代……じゃない、まだ十九だった自分は、大喜びしたものでした。

翼持つ虎を目指し、乾杯!

森人さんからのコメントです!

改行は多い方が良いのか、というより、一行がコンパクトに収まっているもののほうが、視覚的には確かに移動がたやすくなりますし、当然ながら意味も頭に入ってきやすい。
そういえば、ハードボイルド系の小説を勉強したときに、文章を短く切り分けていくことのメリットとデメリットを学びました。
最終的に、「クランチ文体」に辿り着いたがため、当時、読者の半数以上をなぎ倒してしまったのですが。

続いて森人さんからのコメント!

文章には音楽的な側面もあり、視覚だけでなく、脳内で再現される「言葉の響き」が、リズムやメロディーのようにも認識されるもの。
このリズムやメロディーが脳内で再現されやすくするために改行を多用することもあるのですが、ちょっと間違えると、かえって何がしたいのやら、わかりにくくなることもあります。

また、ぱっと全体が見て取れるよう文章を配置するのも作家の技ですが、昨今の電子書籍やネットの文章では、文字の大きさ選択や、ブラウザの拡大や縮小で、あっという間に文章の形が激変するので、正直「どうしようもないぞ、これ」と思うこともしばしば。

読み手がいかようにも操作できるなら、いっそ、「ぎゅっと詰まった」文章のほうが、実は良いのでは、と考えることもあります。

新条拓那さんからのコメントです!

小説が映画なら、昨今のネットの文章はTikTokの投稿なのではと思うことがあります。タイトルだけで中身が予想できるようにしたり、わざわざ興味を惹くために伏せたりと、独自の工夫が、掲示板のタイトル作りに似てるなあ、と思うこともしばしば。

そして、この1行70文字3行には、何か経験的な根拠があるのでしょうか。
そういえば、その昔、富士見書房のドラゴンマガジンの連載で、1話40枚から42枚が最もティーンエイジャーにとって読みやすく頭に入りやすいので、厳守ですよ、と言われたのを思い出しました。
誰がその統計を取ったんだよと、さんざん文句を言ったものですけど。
そして、その後、さんざん枚数をオーバーしたのですが。

再びシシオリシンシさんからのコメントです!

クランチ文体の話題がたびたび! ありがとうございます。
登場人物を五十人とか百人とかに増やすと紙数が激増するので、どうしたら圧縮できるだろうと思ってやらかした文体でしたが、そう思って頂けましたなら至福の至り――二重表現。

発表当時は、めためたにぶっ叩かれ、正気の沙汰ではない、意味がわからない、小説じゃない、地雷作品だ、などと、もう、さんざん言われましたが、他方で歓迎して下さる方々もおり、おかげさまで今では文章というものを知るための最高の試みの一つだったと胸を張って言えるのであります。

みたびシシオリシンシさんからのコメントです!

読み手がどう受け取ってくれるかを想像しながら書くのが、文章の醍醐味。
ですが、特定の読み手によって、特定の書き方を指示されると、「ん? それだけが普遍的なものなの?」と疑問に思うもの。
ライティングや文芸の指導で、しばしば問題になるものですね。
そういうときほど、自由を求めて壁を越える機会に遭遇する契機でもあります。

表のFさわさんからの、紅蓮のスイーツテロ!

オー・マイ・ガッ!! 
めっちゃ美味そうです。冲方の唾液がデナーリスのドラゴンの炎なみに迸ってしまいそうです。かつて酒のつまみにキットカットや栗きんとんなど、甘いものに手を出してしまいがちだった冲方には、これはやばいです。
削除要請レベルなみに超絶美味そうなカトル・カール、危険なスイーツテロをありがとうございます! おお、カロリー的な炸裂よ! めちゃ食べたい!

続いてコメントをご紹介!

ボイルドの黒コートはかっこいいですね。イメージがハードボイルドすなわち固茹で卵だったので、白と灰色と、ときどき黄色と赤ばっかりでしたから、そこに黒を突っ込んでいたら、相当なアクセントになったことでしょう。
ウフコックのレシピは、ピスタチオだらけで地中海風の料理が連発しそう。
確かに、性格的にはジミニーのような「良心」担当ですから、バロットが弁護士稼業を学ぶことでピノキオのように鼻を伸ばす一方、ウフコックがその鼻を囓りにかかりそうです。あ、想像すると楽しい。素敵なメタファーをありがとうございます!

あとがきとコメント募集

ところで。
先日、取材で写真を撮られると言われ、リモート三昧でもさもさのクセっ毛をどうにかしてもらうべく、行きつけの美容師にお世話になったのですが、そこで、「なんか気分が暗いとき、ひとまず元気になるために何をするか」という話になりまして。

冲方は「走る」でしたが、美容師さんは「スキップ」だそうです。自分よりよっぽどお手軽で衝撃でした。
いわく、「人間って怒った顔のまま、跳んだりはねたりできないじゃないですか。スキップしてると、顔つきも変わるし、気分も良くなるので、なんか嫌なことがあって暗い顔してるアシスタントには、ちょっとスキップして来なよって言ってます」とのこと。
というわけで、クルーメイトにお尋ねです!

気持ちが落ち込んだとき、ひとまず元気になるためには、何をしたらいいですか?

ぜひ、「 #日曜日のクルーメイト 」のタグでツイートして頂くか、この記事のコメント欄にてコメントをお願いします!

さて。
何かの発表が近づいたり、企画が本格化したりすると、かえって何も言えなくなるという、すっかりお馴染みのあれな昨今。
しーっ、と口をつぐみ、発表されるそのときを楽しみにしつつ。

今週も、良い日曜日をお送り下さい!
冲方丁でした。

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