声のリハビリはじめます

人生初めて、リハビリをすることになりました。

声が正常に出なくなってから早数ヶ月。
フォームが崩れている、と言われてから二週間強。

今回の診察でもフォームが崩れていることが決定的だそうで、やはりリハビリをしましょうということになりました。

私自身、「リハビリ」という言葉に馴染みがなく、脳内にハテナマークが無数に浮かび上がっています。
正直いまも変わっていません。

言語聴覚士さんによると私は過緊張による喉頭への負担が大きく、筋肉痛にもなっていると…

ここ数日、喉や口の奥が痛いなぁと感じていたのは、どうやら筋肉痛のようです。

声帯の筋肉が正常に働いていないので、声量も出ていない現状。
喉頭マッサージ、腹式呼吸、吸気発声など、意識して声を出すことがこんなに難しいものなのか…、と改めて感じています。

「小さいとき、声を出す方法って習わないでしょ?」
と、診察の先生に言われたのが頭に過ぎりました。


そして、診察でも検査でも聞かれたことが「ストレスを感じていますか?」という質問。

私は、即答できませんでした。

職場の業務内容、人間関係、プライベートの問題、個人に対する不安、………

【無い】といえば嘘になる。
【有る】というほど明確なものもない。

「無意識かもしれませんね」と言われつつ、ストレスを抱えていないひとがそもそもいるのだろうか…とも思ってしまう…

「ストレス発散してくださいね」
「ストレス溜め込めないでくださいね」
「リラックスして過ごしてくださいね」

自分なりにリラックスして生き過ごしているつもりなのですが、それでもどこか、足りないということなのでしょうか。

これが、"無意識"なのでしょうか。



病院を変えて三つ目。

未知なる世界が多く、同時にそれはまた、新たな世界に足を踏み込んだのだと体感しています。

リハビリに終わりは来るのか。
完治はするのか。
やがて、再発はするのか。

きっとまだ考えなくてもいいことまで考えてしまう日々のはじまりですが、2019年秋、人生初めての、リハビリのはじまり。

同じ気持ちの方に出会えると幸いです。