殴り書き2
私は大嘘憑き者であり吐(つ)き者なのでしょう
僕は決定が好かなくて感じていらっしゃるのでそう残すのでした
あまり感覚を覚えてはいないと言う事でいいですか?人間の空気に僕は耐えられなかったのです
当時は唯馴染めなかったと言えば納得でしょう
ですが今となれば口のナイフを常に突きつけられて居ながら
「変な事したら殺す」と言わんばかりに私は口から出るナイフに首根っこを掴まれているのでした
その空気に私は耐えられませんでした
個性を出す事が正義であり絶対的なものであるという流風は変わらないのでした
私はその風に乗る事が理想だと思っていました所がどうやら自分には隠す方が合っている様です隠してこうして表には出さず正体を隠して発散するのです
その考えは理想という名の洗脳だったのでした
私はおとなに気にしすぎだと言われるのでしょう
それだけ僕は必死に探しているのです
抜け目の無いような思考を目指しているとでも言うのでしょうか
おとなは言いました
「おとなになったから気にしていない」
「それ以外に大変な事がある」と
勝手に僕の苦悩を理解した気にならないで頂きたかったのでした
私は日常の行動でさえも論理的思考になっているのです
どういう事かと思われますでしょうか
私は一つ一つの範疇の行動を感情に任せなかったのです
自然な流れとでも言うのでしょうか
まだトイレに居たいという思いが霞にあったとしても
何時もの行動に反する事を受け付ける事が中々ない気がするのです
それだけ自我が私は薄いのかもしれません
そう言えば思い出しました
私は他人に造られた自己否定が生んだ自我の否定から続いて好き嫌い全てを否定していました
そう思っていました
ですが私はずっと我慢していたのです
押し殺して潰れていた事を忘れていたのです
押し殺すのはお手の物なのは思考の部屋の装飾品だったのですが忘れていたのです
それだけ私にとって自我を押し殺すのは常識であり容易な事なのでした
心の病んだ己を治そうと普通はするのでしょうか
散々護る嘘の地層を作って自我だと言い聞かせ不安定な箸置きになっている思考を正論という形。つまり世間のご立派な思想に身を落とす事と同じなのです
それだけ嫌でたまらないのでしょうか
はたまた私には遺したいものがあるという理由でそう思うのでしょうか
それだけの違いで判断するというのはまるで僕と他人の思考はそれ以外全く同じと言っている様なものではありませんか
そんな事はないと言う思想も考えたのです
ただぽっと出の考え方なのです