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1000円で元気になれるモノ②:『くう・ねる・のぐそ 自然に「愛」のお返しを』

買ったり売ったりを繰り返したのち、生き残った蔵書たちから

・1000円以内で買える
・内容が明るい
・読後感も明るい
・できるだけ難しいこと考えずに読める本

という条件を満たすおススメを紹介しよう…とした結果、人によってはちょっと目を引ん剝くタイトルの本が残ってしまいましたw

Kindleでは862円。

もともと、『HONZ』のファンで(つい読みたくなるアレな本が必ず紹介されているから購買意欲がすごくそそられるのです)、この本もHONZのレビュー経由で買ったのですが、これがすごく面白くて引き込まれたのです。

まず著者の伊沢さん(キュートな笑顔のおじいちゃん)の経歴がパンチ効いている。千日行(3年以上野糞すること)のネーミングセンスとかもうすごい。

伊沢/正名
1950年、茨城県に生まれる。中学、高校と進むうちにしだいに人間不信に陥り、高校中退。1970年より自然保護運動をはじめ、1975年から独学でキノコ写真家の道を歩む。以後、キノコ、コケ、変形菌、カビなどを精力的に撮り続け、長時間露光の独自の技術で、日陰の生きものたちの美を表現してきた。同時に1974年より野糞をはじめ、1990年には伊沢流インド式野糞法を確立。2003年には1000日続けて野糞をする千日行を成就。2007年、「野糞跡掘り返し調査」を敢行し、それまで誰も見ようとしなかった、ウンコが土に還るまでの過程を生々しく記録した
(Amazonより引用)

これで嫌いになれって難しいよ正直。めっちゃ楽しんで生きている人の顔してるんだもん伊沢さん…。

(※ただし、私はめっちゃ大好きなんですが、夫さんにはどうしても理解してもらえない。だが夫婦にはそういう領域があってもよい)

あと、著書を読むとすごくよくわかるのですが、伊沢さん、自分の信念にすごく忠実なんですよね。そこが読み手の胸を打つわけです。モチーフに違和感なく受け取れた方はぜひ通読して欲しい本です。元気出ると思う。

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