「オフライン」の実生活にこそ「非現実」を用意するべき理由
『21世紀、人類は現実世界に疲弊しサイバーワールドへ逃避していた』
ありがちなライトノベルの書き出しのような現実世界をいかがお過ごしでしょうか。どうもお望月さんです。
近年ではサイバー逃避が蔓延して「インターネットで真実を知る」中高年が増加、もはやオンライン上のレビューはあてにならず、検索結果はド素人のレシピばかり。いよいよ人々は「オフライン」へ向けてエクソダスを始めているという報道もあります。 Noteを読んでいてもそんな気がしますね。
もはやサイバースペースは「逃げ場」ではない。
エマ・ワトソンとトム・ハンクス主演の映画「ザ・サークル」では、行き過ぎたインターネット帰属意識へ警鐘を鳴らしています。あなたの保有するアカウント全てが現実肉体と紐づき、もはやあなたがどこで何をしていてどんな意見と政治意識を持っているのかがダダ漏れになる危険な社会、これはすでに他人事ではないのです。もはやサイバースペースにも現実にも逃げ場などない。
※余談ですが「ソーシャル企業で最もネットワークから隔絶されているのは社長室」であるという作中の皮肉が実際に経団連で判明したのは驚きましたね。
生活の中に「非現実」を用意しよう
現実世界は生きにくい。サイバースペースも窮屈だ。
そんな時代はどのように生き抜くべきでしょうか。そのために存在するのがアートや「非現実」なんです。自室に自分だけの本棚を置き、好きな絵を飾り、DIYやちょっとした小物で自分だけが逃避できる「非現実」を作ろう。ちょっとした落書きがあるだけでもずいぶん違います。
部屋の外でも、お気に入りのミニシアターやデスクのミニ菜園や懐に忍ばせたお守りでもよいかもしれません。自分だけの「非現実の世界」「心の王国」を築きましょう。たまには世界観を共有できる人を招き入れてもよいかもしれません。もちろんオフラインでね。
今だからこそサイバースペースから離れて「DIY非現実」を試してみませんか。久々のダンボール工作も楽しいかもしれません。
次回はもう少し具体的に踏み込んでみようと思います。
ありがとうございました。
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