人が死ぬ映画は楽しい『ハッピー・デス・デイ』&『ハッピー・デス・デイ 2U』(2019年の映画)
どうも。2019年の完全ノーマークスマッシュヒットホラー枠。全ヒューマンビーイングにオススメの作品『ハッピー・デス・デイ』と『ハッピー・デス・デイ 2U』を見てきたよ。
『ハッピー・デス・デイ』
ストーリー展開にストレスを感じないループサスペンスリラーコメディ。この方法を試そうぜ!という手段に関してはだいたい試すし様々な映画作品のオマージュも良い感じだ。
ヒロインが殺人犯を探そうとするが、彼女はビッチ界の範馬勇次郎なので「犯人に心当たりがありすぎるぜぇ〜」となるので容疑者が絞りきれない!
ヒロインの不快な設定に妥当性があり、困難を乗り越えようとした途端に輝き出すキャラクター設計はお見事。そして、敵対者を寄せ付けないほどの非道っぷりにある意味で救われていたことが判明するという皮肉さも見事だ。
きちんと提示された謎を解き、納得できる回答をミステリーとして回答してくれるのもよい。これは良い作品です。先入観にとらわれずぜひ鑑賞してください。殿堂入り。
『ハッピー・デス・デイ 2U』
最強ゲス女日常ループホラーコメディの第2作。前作でフォローが薄かった要素に手厚く向き合っているので前作から続けて鑑賞ることをオススメします。
瞬間風速的には前作より笑える(ウッドチッパー!!!)し、キャラクター配置の妙で前作からの印象まで変わってくる良い脚本と配役でした。
感動とエクストリームさを両者マシマシにした結果、バランスはいびつな感じに。
前作とは、かまいたちの夜(本編)とかまいたちの夜(安産祈願編)みたいな関係です。
このシリーズで、ここまで真正面にド真面目なテーマに取り組むのはびっくりしました。笑いが目減りするので、3以降にしてほしかったかもしれない。(つまり3を作ってね!スパイ編で!)
未来へ
二作連続で見られる上映館があったりなかったり。そろそろ厳しい環境ですがぜひ足を運んでみてください。