この映画のここんとこが五億点!(12) 『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』(2013年の映画)
よく来たな。コンテンツライターのお望月さんだよ。
俺は毎日映画レビューを書いているが微妙な点数(低すぎず高すぎず)に関しては誰からも注目を浴びていない。この連続企画はそんな映画の「ここが五億点!」というポイントを400文字くらいを目安に短期間で更新をする企画です。
『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』
あらすじ
ベストセラー小説の実写映画化。幽霊が「みえるひと」である青年は、とある街角で大惨劇を嗅ぎ付けであつまる「死神」の群れを見つけてしまう。彼らは惨事の予兆であり悪さをするわけではないからトラブルを避けてみなかったことにしようとするが……「ちくしょう!変なもの見せやがって!」救世主が走り出した!
ここんところが五億点!
冒頭から好感が持てる少年漫画の主人公みたいなキャラ立てが実行されます。
・主人公は人が好くておせっかい焼き。
・生物と見分けがつかない実在感のある霊体。
・霊が見える体質のせいでトラブルに巻き込まれる。
・トラブルに巻き込まれるせいでカラテが強くなってしまった。
こんな人物なので適当な街に放り込むだけで物語が生まれます。ましてや大惨事の予兆がうろうろしてる街をや。
そんなわけで「歩く世話焼きトラブルバスター」の主人公が恋をして事件に遭遇して街を救い少しだけ成長する。正統派の青春ホラーコメディが繰り広げられます。
結末も非常に美しく、頭からしっぽまで自信をもってお勧めできる作品です。
▼目次と企画のあらまし
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