リカルド・リチャーズシリーズ⑩『密林の王者』(約400文字)
寡黙なリカルドと傲慢なビルが密林を歩いていると16人のならず者が襲い掛かってきた。リカルド・リチャーズはゴールデンバットを差し出し流暢な現地語で敵意がないことを伝えるとならず者は引き下がり長の元へ連れてきてくれたので扉を蹴破り開いたドアの中へ滑り込んだ。
族長は「毒抜きサボテンは西の沼にあるよ!しかし、何事もなければよいが」と言った。
リカルドは毒抜きサボテンを手に入れて、一路ドイツへ飛んで、ベス・エリザベートを解毒した。ベス・エリザベートは感激して、「リカルドさん……」と感極まって叫んだ。「リチャーズと呼んでくれ」リカルドは言い残すとドアを蹴破り、開いたドアに隙のない動きで飛び込んで姿を消した。
「あの時以来か」リカルドが言うと、ビル・ウィリアムズCIA副総裁は「今日はなんの用だ」と聞いた。その時、エレベータが6階へ到着した。ゆっくりと扉が左右に開くと隙間から刀が突き出された。
NINJAだ!!
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