忙しくても夢はみる
目まぐるしく忙しい。次から次に客がやってくる。レジを打つ合間に確定申告の作業も進めなければいけない。
朝起きてから寝るまで働いている。とはいえ、娯楽の時間は1時間くらいはあるだろう。ほぼ、SNSをみることに費やす。ノートを書くこともう楽しみにしている。
夢をみることも娯楽になるだろうか。将来を描くほうではなく、睡眠に伴うほうの夢。
今朝の夢でわたしは電車に乗っていた。男性の友人が体調が悪いので家まで送っている。電車が目的の駅に到着してわたしたちはホームに降りる。
友人が帰りたくないと言う。顔色は青白く、身体はふらつき立っているのがやっと。さっきより症状は悪化している。
そうか、友人は妻に会いたくないのかとわたしは察する。彼の妻は心のバランスを崩して家に籠もっていることを思いだす。
わたしたちが乗っていた電車は発車してしまった。ホームに残されたわたしたちは途方に暮れている。
わたしは目を覚ます。ドラマのワンシーンのようだった。友人は夢のなかでホームに残されたまま。友人と、その妻のことを心配しているわたしに気づく。夢なのにと、思った。