月の夜

寒暖差に体がついていけてなくて、グズグズとした一日を過ごす。

シャワーを浴びてそのままベッドで眠ると体が少し軽くなった。

今朝は自分のよわいところがさらされて心が小さくなっていた。こんなことばかりで、わたしはどこまで歩けるのでしょう。

月について書いた本を読む。若い頃に月について書いたことがあって、あの文章はよく書けていた。

月がわたしを照らす
指が月のかたちになって
あたながそこにあらわれる

あの夜があったから、わたしは今ここにいるのかも知れない

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