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越境しなきゃ掴めないものがある!韓国ソウルでの ART Dig Pop-up レポート
これまで東京や大阪でのポップアップ複数回、京都では nuunu KYOTO にて常設中の ART Dig プロジェクト。
ここでは、初の海外遠征となった韓国ソウルでのポップアップをレポートします!
最後にお知らせもありますので、特にクリエイターの皆さまには、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。(ちょっと長いけど!)
VISION TRACK 25th ANNIVERSARY
- ARTDIGGING SEOUL POP-UP -
会場 : Chalkak STORE in 梨泰院, Seoul
日程 : 2024年5月31日 〜 6月1日
vision track の25周年と、梨泰院に誕生した Chalkak STORE
このイベントは、ubiesのパートナー企業でもある vision track の25周年記念イベント内でのコラボ企画として開催されました。
会場は韓国カルチャーの中心地、梨泰院 ( イテウォン ) に昨年オープンした Chalkak STORE ( チャルカック・ストア )。
ubiesのパートナーでもある Woochi Jeon ( チョン・ウチ ) 率いる ELOQUENCE がプロデュースする CHALKAK MAGAZINE のリテールです。
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Chalkak STOREは、時代とともに変化する写真の表現に、新たなムーブメントを生み出すアジアの若いフォトグラファーたちを紹介するChalkak Magazineが母体。ソウルのファッションシーンで注目を集めるキム・ムンドッグ、ジェンダーの相対性に問いを投げかけるリ・ユシ、日本からは石田真澄や川谷光平、木村和平、草野庸子らを取り上げている。編集長は、ELOQUENCEのDJ SOJUこと、Lee Ji-young ( イ・ジヨン )
記憶に新しいところでは、渋谷PARCOで開催された展覧会は日韓のクリエイターや関係者が多数集まりました。
ubies チームもお邪魔しましたが、「えっ、Chalkakって日本でもこんなに人気あるの…?」と驚きを隠せないほどの凄まじい熱気でした…!
今回の韓国遠征ポップアップでは、メインプロジェクトの ART Dig に加え、ソウルと東京でそれぞれ注目のクリエイターを特集した展示と、ポートフォリオレビューを開催。
夜にはDJパーティーもあり、笑顔と熱気に満ちた素敵な2日間となりました。
覚醒する人が続出。 " ART Dig " ってなに?
まるでレコードの様にアートピースをディグる、没入感あふれる体験が新しい作品販売の形態、それが ART Dig です。
つい我を忘れてのめり込んでしまい、ディグり当てた作品は誰になんと言われようと愛着を持ってしまう、そんな没入感の高い体験が特徴です。
通りすがりの人からは、レコードをディグっているようにしか見えません笑。
今回は vision track と ubies のキュレーションにより、総勢38名、約500点の作品を揃えて、韓国のカルチャーヘッズを迎えました。
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ありそうでなかった?作品レーベル " PRACTICE "
PRACTICE とは、ART Digでお取り扱いする作品レーベルです。
習作や実験的な作品であることをコンセプトにしており、通常は世に出ない創作活動の裏側に触れられるような体験が特徴。
推しクリエイターの裏物語とも言える作品に触れられる機会は貴重ですし、クリエイターさん同士の刺激にもなっているようです。
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日本からの参加クリエイター
vision track と ubies のキュレーションによって送り込まれた精鋭の皆様を一覧でご紹介します。
良い作品は海を越えて人の心を動かせることを、ビシッと証明してくれました。
本当はお一人ずつピックアップしたいのですが、とんでもないボリュームの記事になってしまうのでご容赦ください🙇
Curated by vision track
アイハラチグサ, IONA, イマイヤスフミ, 岡田丈, KAORU SATO, カチナツミ, 加藤大, 川上貴士, killdisco, 黒木仁史, 小鈴キリカ, Saki Morinaga, 仁太郎, 世戸ヒロアキ, 髙橋あゆみ, 日月沙絵, DONA, Hi there, 前田豆コ, マサキヒトミ, 松田奈津留, マモ川上, 峯山裕太郎, millitsuka, 山崎真理子, YUNE, YO HOSOYAMADA
Curated by ubies
秋元机, オルセイン鼠, 竹屋すごろく, 前田登志春, Masato Okude, 丸倫徳, 水野咲, 宮内紗也果, メーグ, Ryuki Mizuno
Woochi Jeon が見通すソウルのカルチャー
いまや、世界的にも重要な文化的発信地となった韓国。
なかでも、現在のソウルの様子については気になっている方も多いのではないでしょうか。
2022年のハロウィンに起きてしまった群衆事故以来、梨泰院の街は閑散としており、メイン通りでさえテナント募集中の路面店が散見される状況が続いています。
それでも徐々に、外れの通りに入れば新たなショップが立ち並び始め、いよいよ再編の息吹を感じられつつあるタイミングでもあります。
今回の会場となった Chalkak STORE は、そんな新たな潮流の象徴となっていきそうな場所です。
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元はジャーナリストで先見性も高い Woochi Jeon ( 以下、ウチ ) は、Chalkak Magazine / STORE の仕掛け人でもあり、ubiesの盟友とも言うべきパートナーです。
ソウルの街を歩けば至る所で「ウチ〜!」と呼び止められるほどに顔が広く、韓国カルチャーのグラスルーツなうごめきを最も正確に捉えている一人です。
数年前にウチが「これから来るよ」と言っていたソンスの街は、いまでは風景が一変して新たな活性地になっていることを、今回の渡航で目の当たりにしました。
近い将来の梨泰院も、事故以前をさらに上回る盛り上がりを見せるとウチは考えていて、そんな何かが起きそうな場所には良いクリエイターが集まってくるものです。
今回韓国から参加してくださったクリエイターさんを、3名ピックアップしてご紹介します。
ara
Maximのモデルでありながら、アーティスト活動も活発な ara さん。
なんと、日本での大型イベントのキービジュアルと招待が決まりました。
Nahzam Sue
人気バンド Sultan Of The Discoのボーカル。
こちらもビジュアルアートの創作活動を並行する多彩派。
Youngshin Ma
つげ義治氏が好きだという人気漫画家の Youngshin Ma さん。
出会いが出会いを呼び、続々と何かが起きる場に
文化や領域を超え多様な人々が交わり、思いも寄らない何かが起きる。
これは、ubiesが創業当初から思い描いている世界観でもあり、おかげさまで今回もその片鱗を見ることができました。
特に海外での開催にも関わらず、日本からも多数のクリエイターさんが現地を訪れてくださったことには本当に驚かされました。
活動の目線が海外に向いている日本のクリエイターは確実に増えているし、海外勢との交流を楽しまれている様子にこれからを見た気がします。
そして、こちらも ubies の強力なパートナーである Eric Zhu ( エリック・チュウ ) さん率いる中国のチームもご参加くださいました。
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今年秋に、彼らが深圳で新たに立ち上げる大型アートフェア " 100+ Fair / Asia Art Season " のプレゼンテーションを食い入るように聞いていた各国のクリエイター陣の様子も印象的でした。
ubiesもオフィシャルパートナーとしてコラボレーション予定なので、海外に向けた活動に興味のあるクリエイターの皆さまは続報をお楽しみに!
次のポップアップは下北沢!作品公募中です。
次回は、東京・下北沢の reload で、4日間の Pop-up が決定!
8/30(金) 24時まで作品を公募していますので、ART Dig 面白そう!と思われたクリエイターの方は、是非ともご応募ください🔥
7月に大橋会館で開催された前回イベントのレポートも近々公開しますので、こちらも合わせてお楽しみに〜!!
おまけのフォトギャラリー
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