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吸気口に換気扇を取り付けるにはどうしたらいいのか? 【その6・アタッチメント改良編】

【その5・3Dプリンタで試作編】の続きです😄

 ハッチ機構を破棄しました。コロシアム型気密スポンジの機能が100%発揮できる、新機構を模索します。

 と言っても、給気口に垂直にまっすぐ接続させる……だけなので、構造的にひとつしかありません😅

 アタッチメント側にガイドを設ける!

 アタッチメントの四隅にガイド、別の言い方をすれば突起をもうけて、箱状の換気扇本体を、そのガイドに沿わせて取り付ける、ガイド方式です。

 文章だと伝わりづらいのですが、アタッチメントの3Dモデルをごらんください。

画像2

 このアタッチメントに↓このような、3Dプリンタ製の換気扇本体を取付けます。

試作本体0

正面から。無骨と言うか、愛想のかけらも無いデザインですね😅 サイズは幅16センチ。高さ18センチ。奥行き6センチです。A5ノートくらい。

試作本体2

裏面です。側面がありませんが、側面がある箱形状を想定しています。色違いなのは特に意味はありません😅

 このようにガイドに沿わせて、換気扇本体をまっすぐ、軽〜く押してやるだけ。すると、換気扇本体に上下の中央にについているフックがカチッと音を立てて固定されます。

 gif動画なので音はしませんが、動画ご覧ください。

取付け

 とっても簡単でしょ😚

このアタッチメントを壁に固定する方法

 さて、順序が逆になってしまいましたが、壁にアタッチメントを固定する方法です。

 「吸気口に換気扇を取り付けるにはどうしたらいいか? 【その2・アタッチメント導入編】 」で、マップピンと止めることにしたと書いたんですが、当初は、違いました。ホッチキスで止めたり、壁紙でも貼れる両面テープしたりと、いろいろ試したんですが、最終的にマップピンになりました。↓これですね。

マップピン

マップピンを使ってアタッチメントを壁に固定します。要は、釘を打って壁に固定するのです。ただ釘と違い、マップピンは引き抜くとスルリと抜けてしまいます。これを防ぐために〜

マップピン

 断面図で説明します。グレーが壁で、黄色がアタッチメントです。ヒヨコじゃありませんよ😁

 アタッチメントに傾斜をつけて、マップピンが斜めに互い違いになるように刺すようにしました。↓ここですね。

傾斜

 互い違いにマップピンを斜めに刺すことで↓こんなふう……

マップピン2

 水色の方向に抜けにくくなり、アタッチメントがしっかり固定される。

 アタッチメントを取り外す時、つまりピンを抜き取る時は、ピンクの矢印の方向に引けば簡単に外せます。

 実際に刺してみると……

マップピン

動画のアタッチメントは、3Dモデルとは違う試作品なんですが、あしからず😚

 刺すだけで簡単。さくっと刺さり、チカラもそんなにいりません。

 ピンを刺して、なにかを固定するって、めずらしくもなんともありません。ホームセンターには、似たような商品がたくさん並んでいます。

 ただ、自分が作ったものにもピン止めが有効なんだろうか。きちんと固定されるだろうか……と心配に思うじゃないですか。ドキドキワクワクしながら固定しました。

アタッチメント

 う〜んバッチリです😆 驚くほどがっちり固定されます。換気扇本体を支持するにはまったく十分! 耐久テストをしていますが、脱落する気配は一切なし。先日、震度2程度の地震があったんですけど、何事もなかったように……いや、何事もありませんでした。

なお、試作品は8本止めですが、最新版は12本止めです。

 取り外しも簡単です。ピンを一本ずつ抜くだけ。上のイラストの通り、刺した方向にまっすぐ引き抜けば、するっと抜けます。

壁は石膏ボードを想定

 なお、マップピン固定は石膏ボード壁を想定しています。室内の壁は石膏ボードであることがほとんどですが、板壁、砂壁、漆喰壁、コンクリート壁などには取付けできません。(どうしても取り付けたい場合は両面テープなどを使用……を考えています)

 壁が石膏ボードかどうかを判断するには、画鋲などを根本まで刺してから抜いてください。こんなふうに↓針の先端に白い粉がついてきたら、石膏ボードです。

石膏ボード2

 これにて、アタッチメントはほぼ完成しました。

次は取り外しです。

 どうやったら取り付けられるか? ばかり書いていますが、もちろん、アタッチメントから換気扇本体を取り外す事もちゃんと考えていますよ😅

 ということで、次回のnoteにつづきます!

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