2022年9月投資実績
今月は何といってもダブルスコープの下落にがっつり巻き込まれたことが印象深いというか、それ以外のことは何も覚えていないほどの衝撃でした。コロナショック以降、ちょっとした調整下げを回避しながら、コツコツ利益を積み上げてきて、ようやく1,800万まで資産が回復し、残りあと100万という矢先に一撃マイナス200万円を頂戴しました。投資やっていればいろんなことが起こりますね。。当時の心境や対応の仕方などを記事の最後に長々と記載しています。数年たった後にあんなこともあったねと笑って振り返れるようにまたコツコツ頑張りたいと思います。
今後の相場については引き続きベアマーケット基調が続くので、インフレの出口が見えてくるまでは楽観は身を潜めてしばらく軟調な展開になるかと思っています。大暴落が来るぞとTwitterでは暴落を予想するような投稿も増えてきました。現状は皆が怖がっているような状況で3年、5年といった長い時間軸で考えた場合に利益が出そうな領域に資産を分散していきたいと考えています。今は日本のインバウンド需要で恩恵を受ける企業への投資です。
ANAはしばらく前から保有してますが、Jフロントが決算発表で売られたタイミングで購入しました。来日して商品買って、海外に帰って売ればもうかるような国には旅行者は来たくなるでしょう。外食も安いし、おいしいし、品質良し、民族良し、治安良し、商品は激安、公衆トイレにウォシュレットがついているような国は誰もが行きたいでしょう。
後は人材系の会社にも投資を考えています。数か月後には旅行者で日本があふれかえってホテルからは人員不測の悲鳴が聞こえ、人材獲得競争で転職サイトは活気づくでしょう(多分)旅行者がどれくらい日本に来るか?お金を落とすか?を観察して環境立国として日本が潤う際に、どの順番で潤うのか?を考えながら投資をしていきたいと思います。
盛大に外すことも考えて、、時間軸は長めに、投資する金額や企業は分散するようにしてリスクを抑えていきます。
■投資実績(2022/10/1時点)
SBI資産残高 15,797,384円
先月末保有残高 17,424,994円
先月比 -1,627,610円
目標金額まで3,202,616円
■日経平均の動き
■NYダウの動き
■ダブルスコープの思い出
■2022/09/09
押し目買いができなかったことを後悔、反省し、次の機会あれば強気に押し目を買いに行くことを決意。
■2022/9/16 午前10時
押し目買いのチャンス到来。
■2022/09/16 14時
どや顔で押し目買い。大量の売り板を見てビビる。
■2022/09/16 18時
PTSの株価を見て70万円あった利益が全て引き飛び、損失になることにショックを受ける。
以降は心理状態を記録。ダブルスコープで投稿するといいねがあつまり少しうれしくなる。ただしフォロワーは増えない。(増やそうとは思ってない)
■2022/09/19
3連休の時間を使って自分が置かれている状況と、ダブルスコープの事実に
ついて整理する。
とても分かりやすく、参考にした記事。
もちろん、自分でダブルスコープのIRも読んだし、財務状況についても確認したし、倒産リスクについても確認したうえで、現状自分がどこまでリスクを取るべきなのか?を再検討した。
■2022/09/20 9時
2200円くらいで寄るかなと思ったら全然寄らず、連日ストップ安の気配。
スケベ買いを反省しつつも、フルレバの恐ろしさを改めて痛感する。勉強のためにと購入したダブルスコープだったけど、本当に勉強になった。
■2022/09/20 12時
今回の失敗について自分なりに結論を出す。購入タイミング、株数、問題なし。一番の問題は木曜日のスケベ買い。おそらく先週時点で最も注目されており、個人に人気で信用買いがたまっている銘柄は何かしら予測できない動きをするという事を理解できてなかった。
■2022/09/21 11時
以降は寄ったときにどう立ち回るのか?を改めて検証を始める。
結論として自分が保有できる最大のリスクは買い増しで800株。
PTSの価格を見て皆がお買い得と思っているラインは時価総額650憶~720億円くらい。IPOで手にする資金や現在の業績を加味して、割安と判断している人が多いのだと思う。
今回の急落は個人のパニック売りであり、子会社のIPOや業績に今すぐ影響するものではないと判断し、買い増しして長期目線で保有することを検討。
1300円以下で寄ったら買い、1400円以上だと様子見する想定。
■2022年9月22日 9時
ダブルスコープの買い手が思いのほか強く。1400円以上で寄りそうな気配。様子見だったけど仕方なく、半分の400株で成り買い。今後1300円を下回る可能性もあるので、残りの400株は1300円以下で買うことを想定。
今後はIPOの状況や工場設立だったり、業績を見て判断する。
数日前までは順調に資産を増やし、1800万円に届きそうな勢いだったのに1度の判断ミスで約200万円が吹きとんだ。。
イナゴに関わるという事は魅力ではあるものの、このようなリスクもあるという事がよく分かった。。
今思うことは、いつも避けてきたイナゴに勉強のために入ったところ、欲にまみれて高値で買い増しし、損失を拡大させたという経験は今後にも活きそう。そして最初に経験したイナゴがダブルスコープだったことに感謝。
これが光通信やサンバイオだったらさらに損失を拡大させていた。。
また、信用買いではなく、現物の安全性を改めて認識した。コツコツ小さく、現物で退場しないように生きていこう。
元本である1900万円を目標にしていたけど、また差が開いてしまった。。
コツコツ頑張ろう。
■追記
9月30日にダブルスコープの子会社が無事?上場。上場した会社の株は暴落している様子ですが、地合いも悪いし致し方なさそう。ダブルスコープの株価は1200円付近を底値で固めるような動きをしています。
IPO自体は6万ウォンで上場を果たしているので資金は調達できたことは事実ですので、株価が1300円以下であれば割安と思っている方は多いようです。
ただ、信用買いの比率は依然として高く、1200~1300円が底でしょと思い信用買いしている人も多く存在するか、信用買いで塩漬けしている人が多くいるのか、どちらにせよ将来売る人が大量にいらっしゃるのと、SBIがダブルスコープ株の購入期間を延長するニュースも出ているので、後ろ盾としてダブルスコープに対して強気の人も多いでしょう。
しばらくベアマーケットが続く限り下げ続ける可能性は高いので、再び下げが下げを呼ぶ展開が来て1000円割れすることも十分あり得ます。
そこまでリスクがあるならさっさとダブルスコープを手放せばいいと思うのですが、長期的にみると欧州の電気自動車シフトの流れが変わらず、サムスンSDIがフォルクスワーゲンにリチウムイオン電池を配給し続ける限り、成長戦略として現時点では変更はないように見受けられます。となると皆が発狂してダブルスコープを投げ売りしている時にちょっとずつ現物で株を買い増して行くと企業が成長したタイミングでは利益確定できるのでは?と考えています。
株は市場価格とギャップが生じている時に買っておけば、ギャップを埋めるために株価が変動するので、市場価格より何らかの理由で安くなっている場合は値を戻すと考えています。
ただし、この成長戦略に対して1mmでも陰りが見えた瞬間に壮大に損切りをします。あと円高基調が続くようになったら秒で損切りします。
銘柄には惚れてはいけないので世界の環境と、起きている事実を照らし合わせてドライに判断していきます。
■余談:サイバーダインについて
私のプラットフォームの損失を占めるサイバーダインをNISAで買い増ししました。これは完全に宝くじです。ただ、つぶれないし、市場環境として不況でもヘルスケアは伸びるのでいつか当たる宝くじだと思って保有しています。
資料:我が国医療機器・ヘルスケア産業における競争力調査 調査報告書
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 2021
事実として世界的に医療機器産業は伸びている。
ロボットスーツは日本シェア大きい。中国もリハビリロボットの企業が生まれて事業拡大しているけど、欧州や米国で受け入れられるとは思えない。
特許も多い。
黒字化して事業が続く限りつぶれはしないが売上は限定的だと思うけど、何かしらの疾患を治療する確実性のある医療機器を開発できれば価値は爆上がりだと思う。日本のロボット産業が日の目を見るか?もしくはつぶれるか?
日本のモノづくりに対して失わない宝くじを買うことについてはちょっとし楽しみになると思うのです。