2024年03月投資実績
3月は日経平均が一時的に下落するなどの調整局面もありましたが、底堅く推移し、月末には下落分を取り戻して最高値更新と、日本株の強さを改めて確認することができた月でした。
大きなトピックとしてはやはり小林製薬の紅麴サプリの健康被害ですね。
健康被害の発表があった翌日はストップ安、次の日は下落から始まったものの一時反発し、その後さらに下落。週末には上向いてきていますが、ここから先どうなることやらです。
私はストップ安の次の日の朝一で100株だけ成買いで購入し、高値になったらすぐに売ったのですが、小林製薬の発表から自主回収のスピード感が気になり、既にリスクが大きくなる可能性を経営層が把握しているのではと思い買い増しせずに売ることにしました。関連性が確定となっているわけではないですが、お亡くなりなった方も出てるのでこの問題は連日大きく取り上げられそうです。小林製薬の株価は低調でもしばらくは手を出さないと思います。
■3月の成績について
3月は自分の考えがピタッとはまり、前月比で140万円資産を増やすことができました。最も大きな恩恵を受けたのは3月IPOしたトライアルでした。
https://pdf.irpocket.com/C141A/nGVW/G4cW/UMOH.pdf
半導体の設備投資が九州活況なので、九州を地盤とするスーパーとして注目していたのですが、調べると魅力的な情報が多くありました。
まず販管費率が他社とくべても比較的抑えられている点です。原価率は高いのですが、安売りをうたっているスーパーであれば原価率が高くなるのは致し方なく、その分販管費を抑える取り組みができている点は他社と比べても強みになります。
販管費を抑える手法としてはITを駆使しているとのことですが、このITを支えているのが代表の息子の永田 洋幸 氏です。
手腕までは把握できていませんが、ITに向き合っていることをは十分に理解できます。生成AIをどう取り入れるべきかの本を出版していたり、
生成AIが話題になる前からAIを使ったDX戦略の試行錯誤を行っているようですから、他社と比較してIT化が進んでいることは間違いなさそうです。
また、2月14日には業績予想も発表しており、上場後の価格が2200円付近だったのでPERを見てもまだまだ割安だと判断し、1200株ほど購入しました。
その後は相場の環境もよく右肩上がりで推移しています。
長期的に持ちたい銘柄ではありますが、高値更新のスピード感が行き過ぎな部分を感じて2800円付近で利益確定してしまいました。
長期視点だともっと長く持っていればよかった銘柄になると思いますが、、20%以上利益が出たので御の字です。
売った理由の一つに直近の高値警戒感があります。
カビュウのダイヤモンド会員だけ見れる現金比率というものがあるのですが、こちらが3月の大きな調整があった時に現金比率が最も少ない状態になりました。現在再びその水準まで比率が下がっています。
現金比率は非常に参考になる数値だと思っていて、現金がなくなったら買う人がいなくなりますから、株価は急落すると思っています。今はまだ右肩上がりですが、中国の景気が持ち直したり、個人投資家の参加が一服すると、上値を追う人がいなくなり大きな調整につながるのではと、妄想しています。だいたいこのような妄想は杞憂に過ぎないことが多いのですが、今回はどうなることやら、警戒しています。
なので、最近は長期的目線の口座は全て楽天証券に移して、SBI証券は短期的なトレードを目的として売買する銘柄を買っています。
サイバーダインや、イーディーピーを買って保有していましたが、サイバーダインはAI人材の採用、イーディーピーは量子コンピューター向け半導体デバイスのダイヤモンドを発売、といった材料を元に一時的に高騰しましたが、材料の中身を確認し、大相場になり得そうな材料ではないと判断しすぐに売りました。結果、下落する前に良いタイミングで売れたと思います。
材料の大きさを把握することは重要だと思います。先月のnoteで相場はストップ高から始まるという話がありましたが、材料の大きさ、影響力がその後の大相場につながると思っています。材料があまりだと急騰はしますが、利益確定売りに押されてすぐに下落してしまいます。三井E&Sのホワイトハウス砲やさくらの国産データセンターへの採用など、材料の大きさを把握したらストップ高な状態でも買いを入れておけば後々伸びるし、2021年の船の大相場もコンテナ価格急騰とオーシャン・ネットワーク・エクスプレスの背景があったからこそなので、材料の大きさと質を把握し初手で乗ることが重要だなと学びました。
4月はどのような相場になるのかわかりませんが、現金比率は多めで、短期的な材料が出れば飛び乗り、目標株価を超えたら売るという短い時間軸で見定めていきたいと思います。
■投資実績(2024/03/31時点)
SBI資産残高 7,793,403円
楽天資産残高 8,513,511円
合計資産残高 16,306,914円
先月末保有残高 14,862,461円
先月比 1,444,453円
目標金額まで -3,693,086円
※NISA除く
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