見出し画像

2024年01月投資実績

2024年がスタートし、中国投資家が日本株を爆買いし、日経平均は33,000円から36,000円へと大躍進しました。新NISAが始まり、S&P500を年始一括購入した方々も多いと思いますが、S&P500も最高値更新を続け、順調に資産を増やしていっている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、、私は12月と比べて-68万円資産が減るという残念な結果となってしまいました。。主な要因は下記です。

  • 米国債金利の上昇で2621iシェアーズ 米国債20年超 ETFを600万円分購入し、80万円の含み益が80万円から30万円に。-50万円。。

  • グロースが堅調なため短期的な目的で購入したエムスリーが決算で暴落し-20万円。。

  • 上昇トレンドに全く乗れず。。恩恵はほぼなし。。

上昇トレンドをつかむチャンスは何度もありました。
さくらインターネット、川崎汽船、ソシオネクスト、、、

ソシオネクストは特に2800円付近で一度購入しましたが、その後すぐに手放してしまいました。。下落が怖かったんですね。売買代金も1月中旬ではそこまで大きくななかったので、、逆に盛り上がってきたら崩れるのが怖くてINできないという悪循環です。。

逆張りではなく、順張りせねばと頭ではわかっていても、いざとなったらどうしても逆張りしてしまう。典型的なのがエムスリーの損切りです。


どうしても自分だけは損したくない人の心理。

何度も読み返している資料です。

何度も何度も読み直して理解していると思っているはずなのに、どうしても勘定ではなく、感情で動いてしまう。。
既に2,000万円の元手が1,500万円を割り、現在、1,450万円という状況の中で、損するのが極端に恐ろしいのです。なので、消去法で考えて、損失が限定的だと考える銘柄に投資を行うようになってしまっています。ソシオネクストを追随できないのも、また下がってしまうのではないか?上げ過ぎではないか?ガラるのではないか?等、様々な感情が芽生えてきて何も手を出せなくなってしまいます。

ソシオネクストが3000円を超えたあたりでINできないのはマーケットに向き合えていないからこその結果であり、売買代金が徐々に増え、直近高値を更新している動きを見れば下がるリスクは少ないと判断できたとも思えます。特に決算発表でマイナスからプラテンになった瞬間など、絶好のINポイントだったと思います。真摯にマーケットに向き合えば材料の大きさや市場の反応などを判断できたとも思うので、、

結果が出ないからこそ、他の人よりも研磨せねばならぬという事を改めて理解しました。

エムスリーについて

銘柄に惚れてはいけないのは重々承知ですが、過去日本を代表する企業で株価が落ち込んでいた際に買っておけばよかったと思う銘柄がちらほらあります。リクルートしかり、任天堂しかり、なので、エムスリーは買い時か?について自分なりの見解をまとめてみました。

■成長性について
エムスリーは成長が鈍化していると言えそうです。もともと高いPER、PBRで成長性を期待されている分、成長が鈍化したら下がるのは当然で、YouTubeで拝見している白坂慎太郎さんはエムスリーの株価は1316円まで下落すると説明されています。11か月前の動画なのですが、その後ずるずる下げて現在は2000円付近のエムスリーですが、まだまだ下がる可能性があるとのことです。

実際にセグメント別の売上、利益をグラフ化してみました。
1月31日発表された2023年1Q~3Qの数値をもとに単純計算で割り戻して4Qまでの数値を出しています。売上に関してはコロナ関係なく、メディアと海外は右肩上がりに伸びていると言えそうです。

ただ、利益についてはコロナの一時的な盛り上がりを除いたとしても少し上昇が緩やかになったように感じます。特に海外など期待した割には鈍化していると思われます。

なので、今回の決算内容で売られたのは成長鈍化により、株価が適正価格に戻ろうとしている一環と言えそうな気がします。
また、エムスリーのIRでも現状はコロナ特需の影響により、長期的には右肩上がりになるという趣旨の説明が書かれているものの、

直近のベネフィットワンのTOBについては、成長性を確保するためによるものと考えられそうです。ただ、TOBができたとしても高い利益率を維持は難しいと考えます。結局テコ入れするには人件費など様々な費用が掛かりますし、シナジー効果が円滑に出せるようになるには成功したとしても長い年月がかかると思われます。

一方で、エムスリーはWEBメディアの企業として知られていますが、エンジニア業界では有名なテックカンパニーであり、国内で最高峰のプロダクトマネージャーがそろっていることで知られています。

オープンワークなどの口コミでもプロダクトマネージャーの評判は高く、今後AIが普及していく中でプロダクトに落とし込めるような人材はそろっていると思われます。

チャットGPTだったり、テクノロジーだったり、コードが書けない一般消費者の手元に恩恵を届けるためにはプロダクトがとても重要だと考えます。Microsoft officeなどはわかりやすく恩恵が受けられるのですが、それはMicrosoftがofficeというプロダクトを通じて価値提供をしているのであって、officeソフトがなかったらMicrosoftはここまで市場から評価されていないでしょう。

AIの恩恵を受けるのは半導体を製造するNVIDE、プロダクトを通じて価値提供できるMicrosoft、そして今後はAIをプロダクトにうまく落とし込めた企業が恩恵を受けることになると思います。AIが発達しても農家は恩恵は受けないですし、恩恵を受けるのは農家にAIを通じたプロダクトを提供する企業です。

成長性については踊り場となっているエムスリーですが、今後新たに成長する柱としてのTOBだったり、海外比率を上げていく方針が出されていますが、それをAIを使ったプロダクトに落とし込んでいくための経営陣、人材などはそろっているように感じます。

また、今後は医療AI分野や投資が活発になるとのニュースも出ていることから、AIを使いこなすエンジニア、それを正しい方向へ導くプロダクトマネージャーの存在が重要になってくるはずなので、それらがそろっているエムスリーは一時的な低迷はあれど、長い年月を見れば売上の成長は続けるのではないかと考えています。

エムスリーはテック人材の獲得にそこまで苦労しないと思うので、(入りたい人多いのでは?)すごーーーーい長期間で見れば投資対象としては悪くないのでは?つぶれないし。というのが自分の見解です。

株価1,500円以下は全然買っていいと思うのですが、そこまで下がらない気もするので、結果、2000円付近でちょろちょろ買って、いろいろあって1700円付近まで下がって、ずっと耐えていたら3000円くらいになる、みたいなストーリーでしょうか。

■投資実績(2024/02/04時点)

SBI資産残高 10,749,746円
楽天資産残高 3,941,982円
合計資産残高 14,691,728円
先月末保有残高 15,379,130円
先月比 -687,402円
目標金額まで -5,196,751円
※NISA除く

noteを更新の作業に取り掛かったのですが、、SBIがメンテナンス中でした。
メンテナンス多すぎ問題は何とかして欲しいです。。週末振り返りたいのに。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?