Anazom カスタマー ★☆☆☆☆ 前まではよかった 私が子どものころは、夏でももっと涼しかった気がする。最近はとにかく夏が暑すぎる。ついでに台風と地震も増えてませんか。返品も検討しています。 Anazom カスタマ
寝る前にポテチを食べてしまう私ですが、幸いなことに作品の評価をいただくことが増えてきました。 備忘録としてまとめていきます。 ■掲載歴■小説現代(2017/11月号) 『人生QUIZ』 掲載 光文社文庫 ショートショートの宝箱(5) 『ぬくもり』 掲載 ■受賞歴■猫ショートショート(辰巳出版) 『おわかれ』 入賞 南海放送ベルモニーショートショートコンテスト 『Happy Birthday!!』 優秀賞 光文社文庫『Yomeba!』ショートショートコンテスト
ワナビ作家Mikeとともに英語を学びましょう。 Mikeとともに学べば、受験に合格するか、小説が受賞するか、そのどちらかあるいは両方か、もしくは両方落ちるでしょう。
お菓子が小さくなった。東京へと向かう新幹線の座席で、キヨスクで買ったお菓子をむさぼりながら小宮賢一は思った。細長いスナック菓子は以前と比べて細く短くなっていて、チョコ菓子は形状を保持したままひそかに縮んでいる。由々しき事態。いや、むしろお菓子だけがそのままで世界のほうが大きくなったのか。小宮が中年太りの腹をさすりながらエセ相対性理論を提唱していると、いきなり前の座席が親の仇とばかりにバコーンと倒れてきた。躊躇のカケラもない白昼堂々の犯行。お菓子を載せたトレイは座席と切り離さ
ラーメンの〝口〟になっていたので、お昼はラーメンに決めていた。 ただ僕の行きつけのラーメン屋は長蛇の列だった。 最近、グルメ番組で取り上げられたせいだろう。調子に乗りやがって。 知る人ぞ知る、隠れ家的なお店だったのに…台無しだ。 代わりの店を探していると、路地裏に良さそうな店を見つけた。 小ぢんまりしていて、何よりうす汚い。 うす汚い店のラーメンは旨い うす汚いのれんをくぐり、うす汚い店内に入る。 「らっしゃい!!」 ハチマキを巻いた店主が威勢のいい声を上げた。 調理場に
うちのアパートの壁は薄い。 となりの部屋の音が丸聞こえだ。 前までとなりに住んでいた兄ちゃんは、毎晩ギターの練習をしていた。 下手くそだったのにだんだんうまくなって、メジャーデビューと同時にどこかに引っ越して行った。 それからしばらくは平穏な日々が続いた。 それなのに、新しいひとが引っ越してきてからそれは始まった。 夜になると変な音がするのだ。 「パンパン!」 最初はなにか分からなかった。 「パンパンパンパンパン!」 音がどんどん激しくなる。 僕はどうして良いか分か
「ダルビッシュ有に100の質問、ということでインタビューよろしくお願いします」 「あの、……いいんですかね?」 「何がですか?」 「僕、ダルビッシュ有じゃないんですけど」 「大丈夫です」 「本当ですか?」 「なんとなく面影はありますから」 「初めて言われましたけど」 「ハーフですよね?」 「いや、両親とも日本人です」 「大丈夫です」 「本当ですか?」 「横顔だけしか写りませんから」 「それでもバレそうですけど」 「ちょうど樹と重なるようにします」
はじめまして、山下と申します。 彼(UBEBEさん)は、世界一面白い小説を執筆しています。 かれこれ百万字くらい書いていて、もう腹がよじれて雑巾しぼりになるくらい面白いのですが、彼はそれをただ執筆するのではなく目をつぶって書いているのです。これには私も驚きました。 ブラインド・タッチというくらいですから、キータッチだけなら練習すれば誰でもできます。 でも彼は、漢字変換までも完璧にこなしているのです。音声によるガイダンス等はありません。 何かしらの経験則をもとにして、変換キーを