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美波れいBirthday Live 2024

2024年12月5日はMalcolm Mask McLaren主催の対バンイベント「美波れいBirthday Live 2024」で新宿MARZでした。チケットは開催3日前にソールドアウト。盟友とも言えるmay in film、AFTERSに続いてトリに登場したマルコムは45分枠でした。

当日のフライヤー(公式「X」より転載)

この日の目玉は主役・美波れいのソロコーナーで、彼女が以前所属していたDolly Kissの楽曲「ねぇ、好きだよ」のカバー。途中、彼女は瞳を潤ませてこの曲を披露していました。アウトロでは、現在のマルコムの楽曲ではありえないガチ恋口上を聴くこともできました。ライブ後に公開された映像を確認すると、フロアの熱いガチ恋口上とステージ上でにゃんにゃんと踊る彼女との対比が面白かったです。

昨夜はアイドル人生3回目の生誕祭にして、最も客入りが多かったと彼女はMCで話していました。個別の生誕祭が開催されず、他社主催の対バンイベントの中でささやかな生誕企画(①セトリの作成、②他のメンバーを含めた特典会衣装のプロデュース、③メッセージカードの配付)が執り行われた昨年に比べると、グループも彼女個人のファンも大幅に増えていることが分かります。

新宿MARZの告知ボード

また、昨夜は規制なしのライブでした。マルコムの楽曲で意外にもフロアが攻撃的になるのが「LaLaLa」です。以前Milkywayでこの曲を聴いていた時に、背後からサーファーに頭を蹴られました。サーフ曲だと思っておらず油断していたからです。その際の経験から今回は警戒していたのですが、(ステージの方ではなく)サーフが起きる瞬間にフロアを注視していたにも関わらず、見事に蹴りが鼻先を掠めて着用していたマスクがちぎれてしまいました。。。ラララ〜♪ラララ〜♪というエモい曲のはずなのに、フロアはイカつい。その危険なギャップが興味深いです。

生誕衣装の美波れいさん

思えば今回はイレギュラーな企画でした。固定ファンはマストで参加する生誕祭。情報解禁とチケ発は2ヶ月前(他のメンバーの生誕祭は1ヶ月前)と早いタイミングでした。フロアの規制を外してやんちゃな客層も呼び込み、かつソロコーナーでは前世の楽曲のカバーを予告し以前のファンにもアピールする。昨夜はライブに対して異なるニーズを持つファンが一堂にフロアに介したはずです。事実、普段のライブでは見かけない顔(※)がたくさんいました。
※ 旧体制のファンをたくさん見かけたのは驚きでした。普段はほぼいないので。

終演後、運営さんは「ハラハラしながら見守っていた」と語っていました。ファンから怪我人が出ることやファンがステージに誤って侵入することを恐れていたようです。そうしたリスクを負ってまで規制解除と王道系の楽曲披露とを同居させ集客を促したのは、「直近の主催イベントでソールドアウトさせるならここしかない」と考えたからかもしれません。
実際に狙い通りソールドアウトの実績を作ることができたので、アイドルファンやイベンターに対してグループの動員力をアピールすることができたと思います。ここから先の景色がよりポジティブな方向に変わる可能性も高まったはずです。

当日のセトリ(美波れいさんの「X」より抜粋)

とは言え、生誕祭を完売させたのは美波れい個人の成果でもあります。ここ1ヶ月間はライブの合間を縫って配信したり、「X」に振りコピ動画を上げたり、複数のSNSでこまめに告知をしたりと努力を重ねてきました。
一説によると、アイドルにとって、生誕祭はグループ活動の集大成であるワンマンライブよりも緊張するそうです。それこそ券売のプレッシャーで吐きそうになるくらいに。重圧を乗り越えて目標を達成できたことで、れいさんは良い成功体験を得ることができたのではないでしょうか。そして今回の完売劇は、キャリアを通じて相反する客層(王道系とロック系)を開拓してきた彼女にしかできない仕事でもあったと思います。

そんな彼女の誕生日は12月7日です。少し早いですが、お誕生日おめでとうございます。新たな一年のより一層のご活躍を祈念いたします。

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