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雑記(2024年11月30日)

久しぶりにNARLOWを見た。11月27日にFlowers Loftで開催された対バンでのことだ。
来年2月に解散が決まっているからなのか、トリとして登場した彼女たちのフロアは、忠誠心が高いと思しきファンだけを煮詰めたような雰囲気だった。余計なものを完全に削ぎ落とした演者とファンだけの閉じた世界。

Flowers Loftのステージ

タレント揃いのこのグループがもし初期の運営体制のまま進んでいたら、、、Zeppに立つぐらいの規模には余裕でなっていた気がする。何らかの理由で運営陣が変わって初期の楽曲が封印されて以降、魅力が減ってそのまま力尽きたように感じる。常々惜しいと思っていた。

11月28日のタイムテーブル(脱却の公式Xより転載)

しかし、この小さな箱でイヤモニを付けて一生懸命に歌うメンバーとファンのおじさんたちの純度の高い魂の交換を見ていたら、メンバーもファンも、もしかしてこの瞬間こそが人生で最も幸せなひと時なのかもしれないと思えてきた。1年ぐらい前に見た時はそうでもないと感じていた楽曲も輝いて見えた。とてもいいものを見た。

11月24日のタイムテーブル(脱却の公式Xより転載)

Flowers Loftはステージもフロアも特典会の場所も狭いので好きではない。しかし、11月24日に見たhakanaiのまゆたゆまさんのパフォーマンスといい、この日のNARLOWのステージといい、連続して素晴らしいパフォーマンスに出会えている。まるで「演者の感情を最大限引き出すような装置でも付いているのではないか?」と思うほどに。

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