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赤尾光春さん講演集会「ウクライナ――抵抗の文化/文化の抵抗」(2月26日・月)にご参加を!

2月26日(月)/東京・神保町区民館3F/18時開場、18時半開始。
会場費700円。主催:ウクライナ連帯ネットワーク(SUN)/ウクライナ民衆連帯募金

ウクライナ市民社会の「文化の抵抗」を知る

プーチン・ロシアによる全面侵攻から2年が経つウクライナ。軍事大国の侵略に対して、ウクライナの人びとがこれほどまでの抵抗を示すとは、当初、世界の誰も想定していなかった。侵攻直後、人びとは原発に向かって進むロシア軍の前に立ちはだかり、占領地では抗議デモを繰り返した。

侵略に対する頑強な抵抗の背景に、ウクライナにおける市民社会の底力と「抵抗の文化」を見るのが、ユダヤ文化研究者としてウクライナに関心を向けてきた赤尾光春さん(ユダヤ文化、ロシア・ウクライナ地域研究)だ。彼は特にウクライナのヒップホップや(ゼレンスキーを筆頭とする)風刺的コメディに注目し、04年のオレンジ革命、14年のマイダン革命、そしてロシアの全面侵攻に至るウクライナの激動のなかで育ってきた抵抗の文化の豊かさと水準の高さを紹介してきた。

「プーチン」「バイデン」「NATO」でウクライナ戦争を語るのではなく、私たちは、彼ら自身の歴史をつくる主体としてのウクライナの人びとを知るべきだ。そのために、まずはウクライナの抵抗の文化/文化の抵抗に触れてみよう。

赤尾光春さんプロフィール

国立民族学博物館 特任助教。ユダヤ文化研究、ロシア・ウクライナ地域研究。共編著に、『ユダヤ人と自治――中東欧・ロシアにおけるディアスポラ共同体の興亡』(岩波書店、17年)、『シオニズムの解剖:現代ユダヤ世界におけるディアスポラとイスラエルの相克』(人文書院、11年)、『ディアスポラから世界を読む:離散を架橋するために』(明石書店、09年)など。共訳に『トレブリンカの地獄――ワシーリー・グロスマン前期作品』(みすず書房、17年)。寄稿に「ロシア語を話すユダヤ人コメディアンVSユダヤ人贔屓の元 KGB スパイ」『現代思想』50-6(青土社、22 年)ほか。

連絡先:uarentaibokin@gmail.com(ウクライナ民衆連帯募金)


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