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悠々
2018年6月30日 23:40
ジリジリとうるさい太陽の熱視線を隠してくれる雲が私は好きだ。生活の音を消してくれる雨はもっと好きだ。雨粒が跳ねて踊り狂う水溜りはずっと見ていられる。いつも世界は広いのに、この世界には私しかいないように感じさせる傘を広げて、いつもするイヤフォンをカバンにしまい、私は学校に向かう。今日は雨だから、多分は私は教室に2番目に入る。いつもは1番目だけど、雨の日は特別だ。