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悠々
2018年6月30日 11:53
好きだ好きだ好きだ好きだ...抑えられない感情は隠しておくべきなのだ。いつか爆発することのないように、一人のときに感情を垂れ流して、涙でもなんでも垂れ流す。僕のこの感情は恋愛感情だ。だけど、君にとって僕はただの友達だ。アンバランスな愛は関係を壊しかねない。僕は壊したくない。伝えてしまうことは難しいようで簡単だ。そう、ただ『好きです』と伝えればいい。これは、簡単なようで難
2018年6月30日 23:40
ジリジリとうるさい太陽の熱視線を隠してくれる雲が私は好きだ。生活の音を消してくれる雨はもっと好きだ。雨粒が跳ねて踊り狂う水溜りはずっと見ていられる。いつも世界は広いのに、この世界には私しかいないように感じさせる傘を広げて、いつもするイヤフォンをカバンにしまい、私は学校に向かう。今日は雨だから、多分は私は教室に2番目に入る。いつもは1番目だけど、雨の日は特別だ。
2018年6月27日 23:54
「ねぇ、まだ班決まってないよね?」グループワークの講義だなんて知らなかった。入学から2年間、自分は一人で大学に行き、高校の時の友達と会った時だけ話す生活だった。友達と会えなかった日は一言も話さず家に帰った。大学では簡単に友達ができる人とできない人がいる。僕は後者だった。勇気を出して話しかけた子は、いつのまにか他の人たちと仲良く話していた。僕はいつのまにか一人だった。でも、
2018年6月27日 22:13
女子っつうのはヨォ。トイレも一人でいけんのよな笑俺はいつも一人でヨォ。「泣くなよ、てかお前いつの話してんだよ」 水滴のついたジョッキは触った瞬間に滝が流れる。だってさ、俺だってトイレいっしょにいきたいっなんで俺はさー1人なの?「彼女に振られて頭おかしくなったのか?」いつも頭おかしいか笑俺は頭おかしくない!てか、まだ別れてない!ただね、会う回数減らそうってだけ!「自然消滅
2018年6月25日 13:14
壇上にいるあいつは誰だ。さっきから金の話と自分の経験を語る。そして、今に至るまでにどんなことをしてきたか。どういうことをすれば良いか。語る語る。そしてしきりに彼は言う。この話を聞いて実際に行うのは3割だ。そして、継続して行うことができる奴は1割にも満たない。暑苦しい体育館に押し込められた300人ぐらいの学生の中で、彼の話を聞いているのは10人もいないだろう。その中の1割、つまり
2018年5月15日 02:47
夏になったばかりというのに校舎は蒸し暑い。こんな古い校舎の癖に保温機能付きなんじゃないかと思う。近年、では珍しい初夏の真夏日。生徒達は口々に暑い暑いと言いながら、夏限定のポロシャツをパタパタとしている。その中でズボンまで折り曲げている奴がいる。あいつが大也だ。クラスの男子上位グループに君臨している。あんな格好が似合うのがとても羨ましい。僕も少しだけ折ってみようとズボンの裾に伸ば