アトリエの前での楽しみ方
私は松村さんが書く文章がすごく好き。すとーんずのぶろぐで松村回が巡ってくるのをひたすら楽しみにしていたため、月一の東海ウォーカーにて「アトリエの前で」という連載が始まったとき、個人ブログ「北斗學園」が開設されたときそれはそれはうれしかった。
本の中でもエッセイ集が好きで、真面目な本を書く人が素性のでる日常生活ではこんなヘンテコなことを考えているんだ!と知るとにやにやしてしまう。(朝井リョウさんに気付かされた)
その人のことが現れるエッセイやラジオでは、人の意外な一面を知ることが好きであるとともに、自分の考えを自分の言葉で話すとこができ、なおかつ独特の語彙を持っている人が好きである。
だから松村さんの書く文章が好き。
そしてこの文章を書く起因は、7月31日の松村さんがジャニーズwebにて開設している個人ブログ「北斗學園」において、
「どのエッセイが好きだったか教えてほしいな」
といわれたからに尽きる。
本人の目に届くとは到底思っていないが語りたい気持ちが収まらないため書いちゃおっと。
どのエッセイが好きかという前に、私なりの「アトリエの前で」の楽しみ方?を言いたい。
「アトリエの前で」は松村さんの思いや作品愛を語るエッセイで、ミュージアムに行き記録するという内容である。
彼の文章はもちろんのことこのエッセイには「本や映画の紹介」と「ミュージアム」が一つずつ紹介されている。そこが私にとって楽しみの一つ。
まず今まで触れてきた本や映画はその人を構成する一つになっていると思う。好きな人の構成するものを知れるなんてすごくない!!!?
月に一回紹介してくれる作品を通して松村さんと対話しているように思える。(もはやそう思いたい)
この作品でこんなことを考えたのか、「私はこんな感想を抱いたよ」という風に。
また、紹介してくれる本や映画が自分の読んだことがある本であったり、好きな作家であると、これまたうれしい。どこかで通じていると思えるからだろうか(書きながら普通に気持ち悪いと思ってしまった、、、)
読んだことのある「きりこについて」「豆の上で眠る」「恋のゴンドラ」をはじめとして、自分が本が好きで読んできてよかったと思えた。
そして松村さんが訪れたミュージアムに行きたい!と思い旅行で東海に訪れた際には、松村さんが目を通したものを追体験しに行った。
「徳川美術館」「名古屋市美術館」2箇所しか訪れることはできていないがいつか必ず足を運びたいと思っている。
そんな思いから、私は来春より「東海ウォーカー」になることになった。
本人に合える確率が上がり、現場にも行きやすい東京ではなく、知り合いもいない東海を選んでいた。もちろんこの思いは誰にも言えていない。
これからも松村さんが見た世界を探訪していきたい。
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