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ぐちゃぐちゃな思考の整理~帰納法でピラミッドストラクチャー~

高校で数学的帰納法というものを学んだ人も多いかと思います。
そんな帰納法ですが、当然数学以外にも使います。というより、もともとイギリスの哲学者であるフランシス=ベーコンが唱えた論理展開法です。

帰納法とは、ざっくり言うと、似た要素をグループ化して、そのグループはつまり何かを考えることです。

例えば、人参、大根、キャベツの3要素があったとすれば、野菜というグループだと言うことができます。

帰納法のメリット

以下の3つがメリットです。

  1. グループ化で要素の数が減る(ラベル付け)

  2. 上下のロジックがわかりやすい

  3. 結論が出せる(全体像の把握)

グループ化で要素の数が減る(ラベル付け)

思考がぐちゃついている場合は、大体要素が多すぎて整理ができていないときです。色々ありすぎて訳が分からないことになっています。
例えば9個の要素があるとして、それらをグループ化します。似た要素通しを同じ箱に入れるだけです。3つずつで3グループに出来るといい感じです。
箱に入れたらそのグループの共通点を探します。その共通点を箱の名前にする(ラベル付け)と、要素の数が箱の数に減って把握しやすくなります。

上下のロジックがわかりやすい

ラベル付した共通点と箱の中身の関係は明確です。ラベルを具体的に言うと箱の中身、箱の中身を抽象的に言うとラベルです。明快なロジックでつながっています。

結論が出せる(全体像の把握)

ラベルがついた箱が3つできたとします。その3つで何が言えるでしょうか。それが結論になります。全体像を表すと3段構造となっており、全体像がひと目でわかります。(下の図は要素4つでラベルの付いた箱が2つの場合ですが。。)


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