会議といいつつ、自分の意見を通したい無能な上司
会議は自己承認を得る場ではない
自分の優秀さを示す場でもない
当然人を陥れる場でもない
会議は2種類ある。
情報を共有する会議と知恵を絞り何かを決める会議だ。
情報共有会議は極力減らすべきだ。ITを使えば面と向かわなくともいくらでも情報共有の手段はある。何かを決める会議のふりをした情報共有会議は目的を明確にし、惰性で続けている定例会議は即刻見直さなくてはいけない。それは立場が上のものが行わねばならない。役職が上の人からすると、情報を集め、更に上のものに報告するのが自分が優越感に浸れる会議は続けたいであろう。ラクで楽しいからだ。それを止めることができる人が有能な上司である。
知恵を絞る会議は難しい。自分の意見を押し通したいだけの偉い人がいた場合、会議は偉い人をたたえる会になってしまう。ありきたりのアイデアでしかなく、結論は陳腐なものとなる。実行する下のものからは不満が募り、実行しても大した結果は出ない。結果意見を押し通した偉い人は根性論で努力が足りないとか言い出す始末。
ではどうすれば良いのか。無能な偉い人に期待しても無駄である。うまく誘導しようとしても提案に関して否定はしないが決して能動的に動くことはない。耐えればよいのか。それも違う。
重要なことは話を聞くことである。その案である理由をひたすら深掘りしていく。偉い人の思考を言語化させるのである。決して否定してはいけない。全面的な肯定もやめておいた方が良い。偉い人の意見を受け止め、詳細を確認し、偉い人の考えを明らかにするのである。「詳しく教えて下さい!」この一言が非常に効果的だ。偉くなったからにはただの無能ではない。話していてロジックが崩壊すれば自分で気づく。話を聞きながら整理することで、偉い人に自ら案を自分で修正させるのである。
ロジックの崩壊に気づけない無能の場合は転職をお勧めする。
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