英語リスニング上達方法は丸暗記だという話
中学から英語を学び始め、早16年ほど。読む分には問題ないが、なかなかリスニングが上達しない。TOEICのリスニングパート400点くらいはとれるが、英語ニュースや海外ドラマなど、単語がなんとなく聞き取れる程度。ネイティブと話すと何言ってるのかわからず、会話にならない。英語を話す以前の問題。
英語は発音記号通りに発音されていない
完全に罠。アルファベットと違う発音記号を覚えたところで、ネイティブはそんな風に発言していない。音が抜けたり、くっついたり、変わったり。初級者レベルの英語であれば問題ないが、ネイティブレベルになると途端に聞き取れなくなるのはそれが原因。日本人の英語が聞きやすいと感じるのもそれが原因。
実は上記の内容は理解していた。じゃあどういう風に音が抜けて、発音が変わるのかは理解していた。waterの"t"はdやrに近い音になるとか、could'tのtは発音されないとか。でもそれではネイティブの会話は聞き取れない。単語単語を切って発音してくれるならまだしも、単語がくっついて音が変わり、一部は抜けた文を投げかけてくる。それを処理する能力は私にはない。ではそれを処理するためには何をすれば良いのか。
ネイティブレベルのリスニング能力を得るには?
音の塊を覚える。これにつきる。はわゆ?と聞かれたらHow are you?と理解できるだろう。これは"はわゆ"という音の塊で覚えているからだ。ネイティブから"じゅわみだていきっ"と言われたら、なんだか分かるだろうか。じゅ=Do you、わみだ=want me to、ていきっ=take it、である。これを理解するためには、塊で覚えるしかないのだ。
子どもがリスニング能力の成長が早いわけ、日本人が英会話が苦手なわけ
日本人は文法を習い、単語テストや文法テストで学んでいく。だが、それでリスニング能力が身につかないのは私が実証してきた。一方で、子どもはリスニング能力の向上スピードはすごい。なぜか。音で覚えているからである。"わみだ"がwant me toと理解していないかもしれないが、私に~してほしいんでしょ?と理解していれば会話には十分使えるのである。
結論
文法も理解している。単語も知っている。だけどネイティブの会話は理解できないと言う人は、ネイティブが発音しているとおりの単語の塊を覚えるのである。英単語を暗記するように、よく出る塊を全部暗記してしまえば良いのである。"じゅわみだ"が何か理解していれば、それをDo you want me toと分解する必要はない。子どもと同じように「私に~してほしい?」と覚えてしまえば良いのだ。考えてたら会話にならない。"はわゆ"と同じレベルで暗記するのだ。暗記は今までさんざんやってきた。ネイティブ発音を暗記して聞き取れるようになるのなら、それぐらい余裕だ。
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