見出し画像

何にも起こらないからといって、エッセイの出来には影響しない

 
先日の記事で「特異な経験をしていないと、おもしろいエッセイは書けない」みたいなことを言いました。
 

あっさり撤回します。
おもしろく書ける人は、いる。
 

noteでフォローしている人もそうだし、創作大賞で中間選考に残った人たちにもいます。昨日さ、いくつか作品を読んでいたんですよ。「なにがおもしろいんだろう?」って気になって。
 

視点、問いのたて方、考え方。
 

視点がやっぱり違いましたね。ものの見方ともいえます。noteだけでなく、作家の万城目学さんのエッセイも昨日読んでいたんですよ。特筆するような出来事は書いていない。けど、ものの見方や考え方が変わっているんです。昔から読んでいる森博嗣さんもそうです。ベストセラー作家だけど、森さんの日常は工作ばかりしておられますから。
 

けれど読ませてしまう。
読んでいておもしろい。
 

特別な体験を書くのは、いわば素材がいいんです。新鮮な魚はそのまま刺身で醤油をちょいとつけるだけで、んっもう、うまいよね。絶品です。
 

一流の料理人は、ありきたりな素材をおいしく仕上げるんです。もの書きもそう。一流作家は日常を書いているだけでもおもしろい。
 

私たちは作家ではないけど、そこを目指すのがいいんだよね。「どうせ特殊な経験をしていないし……」と言い訳せずにさ。私が言い訳をしまくってたけどさ。
 

じゃあ、どうすればありふれた素材でおいしい料理をつくれるのか。
 
 
続きは放課後ライティング倶楽部で。

………
……

文章クラブ『放課後ライティング倶楽部』では過去記事1000本以上を含む有料記事すべてが、月額1200円で読み放題です。

noteメンバーシップはこちら《初月無料!》

Facebookでの入部はこちら

ここから先は

492字

レギュラー

¥1,200 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

最後まで読んで頂きありがとうございます! また是非おこしください。 「スキ」を押していただけるとめちゃくちゃ感激します 感想をツイートして頂ければもっと感激です ありがとうございます!感謝のシャワーをあなたに