何にも起こらないからといって、エッセイの出来には影響しない
先日の記事で「特異な経験をしていないと、おもしろいエッセイは書けない」みたいなことを言いました。
あっさり撤回します。
おもしろく書ける人は、いる。
noteでフォローしている人もそうだし、創作大賞で中間選考に残った人たちにもいます。昨日さ、いくつか作品を読んでいたんですよ。「なにがおもしろいんだろう?」って気になって。
視点、問いのたて方、考え方。
視点がやっぱり違いましたね。ものの見方ともいえます。noteだけでなく、作家の万城目学さんのエッセイも昨日読んでいたんですよ。特筆するような出来事は書いていない。けど、ものの見方や考え方が変わっているんです。昔から読んでいる森博嗣さんもそうです。ベストセラー作家だけど、森さんの日常は工作ばかりしておられますから。
けれど読ませてしまう。
読んでいておもしろい。
特別な体験を書くのは、いわば素材がいいんです。新鮮な魚はそのまま刺身で醤油をちょいとつけるだけで、んっもう、うまいよね。絶品です。
一流の料理人は、ありきたりな素材をおいしく仕上げるんです。もの書きもそう。一流作家は日常を書いているだけでもおもしろい。
私たちは作家ではないけど、そこを目指すのがいいんだよね。「どうせ特殊な経験をしていないし……」と言い訳せずにさ。私が言い訳をしまくってたけどさ。
じゃあ、どうすればありふれた素材でおいしい料理をつくれるのか。
続きは放課後ライティング倶楽部で。
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