思春期とピンクとオレンジ
みなさんはどんな思春期でしたか？
私の思春期は、とにかく周りの目ばかり気にしていました。特に好きなものを言うのが恥ずかしい…というより否定されるのが怖いといった感じで、自分の気持ちに蓋をし続けていました。
周りのイメージ通りでいれるように頑張ってみたり、はたまた逆にイメージ真逆なことをして無駄なギャップを作ってみたり…とそれはそれは私なりに頑張ってみてました。あの頃なりに自分らしさを模索していたのかも。
私は今も昔もオレンジ色が一番好き。けれども、まさに思春期真っ盛りの中学時代に「オレンジ似合わないよ」と言われてしまって凄く落ち込んだ経験がありました。
もちろん当時は眼鏡かけて根暗な感じのいわゆる陰キャだったので、「オレンジ似合わないよ」といった人の言いたいこともわかるし、もしかしたら今でいうパーソナルカラーみたいな感じで軽い気持ちで言ったのかもしれない。けれど当時の私からすれば結構ショックな一言だった。
まぁ、確かにオレンジって太陽みたいに明るい人やムードメーカータイプに似合いそうなイメージあるもんなぁ。
しかも、大学生時代、セルフフォトスタジオに言った時にスタッフさんにメイクしてもらう機会があったのだけれども「あなたにこの色は似合わない」とその時つけていたオレンジのアイシャドウを矯正的に落とされたこともあった。
これも自分ではお気に入りのアイシャドウだったのでなかなかショックだった。
反対にピンクは良く似合うと言われていた。いつだってオレンジの代わりに出される色はピンクだった。
別にピンクが嫌いとかはなかったけど、自分の好きな色と引き換えに出されるピンクはなんだか好きになれなくて。本当はピンクだって気に入っているのに素直になれなかった。
そんなこんなで紆余曲折ありながら思春期を終えたわけだが、自分の意地と友人の励ましもあり今でもオレンジが一番好きでオレンジのお洋服、メイク、小物を身に着けているし、いつしか「るに＝オレンジ」と友人間で刷り込まれるようになるくらいになった。続けることは大事。
一方、少し嫌み妬んでいたピンクもだんだんと好きになってきた。特に今年はピンクの服やアクセサリーを好んで買って身に着けるようになったし、鏡をみるとやっぱり肌の色的にピンク似合うなぁと自負するようになった。
パーソナルカラー診断とかめちゃくちゃ好きだしそれなりに信じているけど、結局自分が好きでテンション上がる色を見つけたらいいんよ、と自分に言い聞かせるのも含めそう思います。
というわけで私のピンクとオレンジ集です。
