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【子育て】子供の限界親が決めがち。子供の純粋さで気付かされた今日。

長男は先天性多発性関節拘縮症という障害を持って生まれてきました。
現在、6歳年長さんですが歩けません。手の指も拘縮しているため、握ったり開いたりができません。そんな長男は縁あって、認可保育園に通うことができ、加配の先生がついてくれています。

「親が子供の限界を決めないようにしよう。」
「やりたいことはやらせてあげよう。」

生まれてすぐ障害がわかった時に心に決めたはずなのに、子育てが日常になり、「かけっこやおにごっこは、きっと他の子に気を使わせてしまうな。」とか「英会話教室に行っても体を動かして歌を歌うレッスンがあると厳しいな。」とか周りに迷惑をかけないことばかり考えて、子供の可能性に蓋をしてしまっていたかもしれません。

そう思うきっかけとなったのが、今朝の出来事。
子供を保育園に登園させた時に、同じクラスのお友達が駆け寄ってきました。

「これからおにごっこするから、〇〇くんもやろ!!」
「えー、一緒にサッカーやろうよ!」

私は、なんだか衝撃を受けました。
大人になると、この子は走れないから、一緒に参加できそうな遊びを考えないといけないな、とか気遣ってしまう。それが思いやりとか優しさだと考えてしまう。
でも、子供たちは純粋に一緒に遊びたいから、そんなことお構いなしに声をかけてくれる。その純粋さに驚きました。

声をかけられた長男は嬉しそうに、「じゃあ、僕とじゃんけんで決めよう!」と。
「え?じゃんけんってあなた、手出せないじゃん。」と心の中で私は思ってしまったのですが、子供たちは当たり前に手を出してきます。どうするのかなと思うと、長男は言葉(しゃべり)でじゃんけんに参加。
なんだか当たり前の子供たちの行動に、大人である私は再度衝撃。

こういう関係(世界)がどこまでもあるといいな、と思います。

小学生になったら、引っ越し先で新しいお友達との生活がスタートします。
長男のことを知っている人がいない世界。
わくわくよりも不安が先行してしまいますが、長男と一緒に前に進んでいこうと思います。

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