未経験ママがWeb制作会社に入社!内情・仕事の棲み分けの話。
こんにちは。
デジタルハリウッドのWebデザイナーコースを卒業後、副業で実績を積みつつポートフォリオを準備し、未経験でパートとしてweb制作会社に入社したものです。
週4日時短勤務で働いていました。(1年4ヶ月働いて退職。現在は主人の会社で新規事業としてWeb制作を行なっています。)
私が働いていた制作会社の仕事の分担についてお話しします。
私が働いていた制作会社の規模
私が働いていたのは、社員が10人のWeb制作会社です。主に建設業のクライアントがメインでしたが、いろんな業界のホームページ制作を行なっていました。約400社ほどのホームページ管理をしていて、その保守業務が私のメインの業務でした。
社長の他に営業が3名、営業アシスタントが2名、総務事務が2名、制作が3名の構成でした。
制作はお客様との絡みがほとんどない
ホームページ制作の仕事は営業の方がメインで進められます。営業兼ディレクターという感じで、制作の打ち合わせからスケジュール管理まで営業がしていました。お客さまのヒアリングから、サイト設計の提案、デザインのすり合わせも窓口は営業なので、制作がお客様と話す機会はほぼありませんでした。
制作の仕事は何をしていたか
営業の方から、ヒアリングシートやサイト設計、デザインイメージを聞いてサイトのワイヤーフレームからデザインに落とし込んでいました。直接お客様に確認するのではなく、全て営業の方に聞く!というスタイルだったので、私は「お客様と自分が話しながら進めたいな」なんて思っていました。
ただ、仕事に慣れてきて感じたのは、制作にだけ集中できるのでお客様とのやり取りを巻きとってもらえるのは、それはそれでありがたいかも、と思いました。
サイトデザインが確定すると、そのまま自分でコーディングも行っていました。ワードプレスで一から作るので、自分の構築スピードが掴めず、納期までにどれくらいのペースで終わらせられるのかが、毎回の課題でした。
サイト制作と並行して保守の業務も行う
サイト制作の他に、約400社のクライアント様の保守業務が通常業務に入っていました。簡単なブログの更新などの保守なら時間はかかりませんが、ページの改修や、新しいフォームの設置などの構築が入ってくると、自分が持っている案件(サイト制作)をどう優先順位をつけて進めるかが大変でした。
会社によって任される仕事の範囲は違う
私が入社した会社のように、制作とディレクションが完全に別れているところもあれば、制作がディレクションも担当するようなところもあると思います。時短勤務の私としては、時間が限られているので、制作だけに集中できる分業制は良かったです。ただ、ずっとサービス業でお客様とのコミュニケーションに慣れていた私としては、お客様と全く絡まないのは少し物足りなさを感じてしまうこともありました。
どんなふうに働いていきたいか、入社してどんな仕事に関わりたいかなど、面接の中で擦り合わせることで、自分に合う会社で楽しく働いていけると思います!
でも未経験で制作会社に入社するのって本当大変ですよね。まして、制作に関わる仕事をさせてもらうっていうのは、かなりハードルが高いことなんだな、といろんなnoteを読んで感じたので、私は運が良かったと思います。
転職活動のことや、ママとして未経験で働くことなど気になることがあれば、ぜひコメントください。