肢体不自由児の就学問題
さて、2025年にいよいよ小学校入学を控えて、就学相談する年になりました。息子は先天性多発性関節拘縮症という障害があり、両手足がうまく動かせません。
現在は、私立の保育園で加配の先生をつけていただきながら保育していただいています。
就学に向けて考えているのは3つ。
特別支援学校
筑波大学附属桐ヶ丘特別支援学校
普通学校の通常級
特別支援学校
いくつか見学に行ってきました。座位保持椅子や学習に向けた補助用具など充実しているのはとても魅力的でした。ただ、知的に問題のない息子の場合、学習するとなると先生と1対1での授業になり、社会性、協調性が育つのか、学校生活が楽しめるのか、物足りなさを感じてしまいました。
筑波大学附属桐ヶ丘特別支援学校
国立の小学校のため、お受験です。
ここは、知的のない肢体不自由児が多く在籍していて、学習面が安心できること、車椅子の子が多いので設備が整っていることが、学校生活を送る上でいいかなと思っています。
1学年6名と人数は少ないですが、一緒に勉強できる仲間がいるのは普通の特別支援学校と違う部分だと思いました。
普通学校の通常級
特別支援学級のある学校を調べていましたが、就学相談を受けたところ、知的問題がないのであれば、通常級での授業になると言われました。
支援員の方をつけていただき、タブレット学習で進めていくのがいいのかどうか、とても悩んでいます。
ペンを持てないので、どのように勉強していくのか、私にはイメージがしづらいです。
また支援員さんの介助がどこまで介入してもらえるのか、果たして支援員さんを配置してもらえるのかという問題もあります。
今後の就学相談
来週、区の支援員担当の方との面談も予定しています。
今の区の支援員の状況、対応範囲など聞いてみようと思います。うちの子の場合、食事やお手洗いが全介助になります。どこまで介入してもらえるのか、支援員は確実に配置してもらえるのかなど分からないことが多いので、聞いてみようと思います。
就学相談の感想
6月に初めての就学相談を行い、とても嫌な思いをしました。
あくまで、親の意見を尊重して学校を決めていくとのことでしたが、「障害がある=特別支援学校一択」という印象を受け、普通学校への道を閉ざされた気持ちになりました。どうやったら障害のある子供が普通学校で生活していけるのか、どんな配慮が必要なのかなど提案や相談に乗ってくれると思っていたので、非常に残念でした。また、支援員は人員不足で手配できるかは分からないし、食事の介助は支援員の仕事ではないと言われてしまいました。
普通学校に通わせたい場合、今後戦う覚悟を持たなければいけないと感じてしまいました。
区での対応の違い
実は、引っ越しも考えており、検討している引っ越し先の区にも相談してみました。そちらでの対応がまさに神対応で、区による対応の違い、就学相談のスタンスの違いに驚きました。引っ越し先として検討している区では、「就学に関しては、親の意見を尊重し、なるべく希望に添えるように何ができるか一緒に考えていく+支援員は確実に配置するので安心してください。」とのことでした。ただ、その区で就学相談を受けるには引越し(その区に住所がないとダメ)が必要です。そこも悩みの種です。
区による対応の違いについては、また違うnoteで書いていこうと思います。
子供が楽しく学校生活を送れるのは、どの道がいいのか、日々頭を悩ませている今日この頃です。
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