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未経験スタートでも乗り越えられた!新しい環境に挑戦した38歳!
フリーランスではなく、会社に就職した理由
デジタルハリウッドでwebデザインを学んだのち、なぜフリーランスではなく会社に入ることを選んだのか。
それは「現場でどんなふうに仕事が進んでいくのかのリアルを見たかった」からです。
特にママだと、時間に制限があるためすぐにフリーランスになる方が多いと思います。私は、自分で仕事のやり方をやって試して成長していくというのが苦手なようで、ある程度の正解・模範を見てから自分のやり方で進めていかないと、仕事全てにおいて自信が持てませんでした。
そのため、どうしても現場で実務経験を積みたかったのです。
入社したては、自信がなく不安な毎日
初めは、ブログの更新や簡単なページ修正の仕事をしていました。実際にお客様のサイトを触るので、サイトを崩してしまったらどうしようという緊張感と、自分のコードの書き方はこれで大丈夫なのかという不安でいっぱいでした。入社3日目に会社案内のパンフレットデザインを依頼されたときも、このデザインはお客様からどう思われるんだろう、と自信がなく毎日胃が痛かったです。
毎日の習慣でできることを増やす
コーディングでは、今まで使ってこなかったBootstrapもよく使用されていました。毎日サイトを触る中で、徐々に同じようなコードの書き方が見えてきました。また、新しく覚えたことは全てメモして、帰宅中の電車の中で調べたり、夜自分で勉強したりしていました。
空き時間には、管理している案件のサイトの中をみて、どんなコードを書いているのかをチェックするのが日課でした。
わからないことはチャットで質問していたのですが、そうすると先輩がまず参考サイトなどのリンクを教えてくれ、まずはそこを見て自分でやってみる。→それでもうまくいかなければ、マンツーマンで教えてもらうというスタイルでした。
この習慣のおかげで、分からないことに出会ったときはまず自分で調べてやってみるという癖がつきました。
一人で任された案件の構築でできることが倍増
入社して3ヶ月ほどで、リニューアルサイトの構築を任されました。
初めてphpを自分で書いて構築したのですが、新しく学ぶことがとても多く、毎日技を習得していく充実感を感じていました。
会社に入ったからこその成長スピードを実感する案件でした。
一歩踏み出す勇気の大切さ
最初の一歩を踏み出すのはとても怖かったです。
15年同じ会社で働いてきた38歳が、今更新しい環境でやっていけるのか。まして未経験の自分が本当にデザイナーとしてやっていけるのか、子どもを育てながら仕事と勉強を両立できるのか、不安ばかりが頭をよぎりました。
そのせいで、転職活動も足踏みが続き、転職活動を本格的に始めたのは、スクール卒業後2年が経っていました。
そこで喝を入れてくれたのが夫でした。
不安でたまりませんでしたが、夫に失望されるのも怖くて(笑)重い腰をようやく上げて転職活動を始めたわけです。
入社当初は、何もわからずに右も左もわからない状態でしたが、一歩一歩進むことで、少しずつ慣れていきました。もし、あのとき勇気を出さず、転職していなかったら、今の自分はなかったです。
新しい環境は怖いけど、きっと未来を切り開く何かがそこにはあるんだ!と私の経験から断言します。
やってみたいこと、目標に近づける手段が何かあるのであれば、勇気を出して一歩踏み出していきましょう!