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鍼灸学生2年生が終わって
2年生が終わり、一通りの中医学の理論は学び終わりました。
学んで感じたことはやはり細やかな臨床経験の積み重ねが大事だということです。
中医学の基礎を学んだときは、これを応用すれば良いだけだからいかに基礎を固められるかだと考えていました。
それもそうなのですが、、、
いざ、応用科目になってくると、
1 つの所見を切り取っても色んな角度からの見方があることがよく分かりました。
食欲不振ひとつにしても、
もともとの脾の弱さなのか、
胃が強すぎるのか、
なにかのタイミングで弱くなったのか、
それはどのタイミングだと考えるのが適切なのか、
肝鬱があるのであればそれは陰の不足なのか、
陽の高ぶりなのか、
その陽の高ぶりはどこからくるのか、、、
全て繋がった理論であるがゆえ、
どの角度からもある程度説明できてしまうのですが、
どれが適切か見極める力はやはり
1 つ 1 つの症例に細やかに向き合っていく経験がものを言うところはあるなと感じました。
なので、
いざ臨床にでるまえにたくさんの文献を読み、
肝鬱ひとつにしても色んな解釈を学んでおく必要があるなと感じました。
学生である今のうちに