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見ようとしないと見えない

先日、職場の技術練習会で関節可動域訓練についてお話してきました。

関節可動域訓練とは

ただ関節を動かせば良いのではなく、

関節の形状やその周囲の組織を理解し、

限りなく無重力下で動いているかの如く、

関節軸を守りながら関節を動かすことを言うと思います。

なので、関節を動かしているときは、

関節周囲の腱や靭帯、その他軟部組織の影響を

極力受けないように動かさなければいけません。

そこを意識しないと可動域制限因子を

見つけることができず、誤った制限因子を生み出し

誤った制限因子を取り除こうとしてしまう可能性が

出てきます。


このようなことは、参考書を読み解けば考えられる

ことなのですが、

このことを職場の柔道整復師さんにお話すると

「それは応用やな。」

と言われてしまいました。

いやいや、参考書にも書いてある基礎中の基礎なはずです。

何も考えずに関節を動かして、患者様の生活が良くなるわけがないのです。

見ようとしないと、見えてこない世界がたくさんあることを知ってほしいなと思いました。


ただ、人それぞれの幸せは違うのですよね、

難しすぎます。

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