伝統的な鍼灸の勉強会に参加して感じたこと
先日、ある鍼灸の勉強会に参加してきました。
ここではその団体名については明確にしませんが、伝統的な中医学を基にした理論を展開している団体の主催する勉強会でした。
そこで学んできたのは経穴の実虚の感覚、つまり反応です。
中医学では 1 つ 1 つの経穴に意味がありそれぞれの反応をみて、どの臓腑どの経絡どの位置に病変があるか、どこのバランスが崩れているかを判断します。
反応をみる上で大事になってくるのは手の感覚です。
この感覚を講師の先生に伝えていただいて実践するのですが、
講師の先生の感覚を言語化する力がもの凄かった。
若干こっちの経穴のほうが表面が弛緩していて発汗があって奥がこんな風になっている。
この感覚を言語化する力って自らの理解の深さとある程度比例するものだと思います。
どれだけ自らの行っている治療に意味を持たせるか。
どれだけ1回1回の触診に集中し、
自分の中でフィードバックするか。
改めて肝に銘じた 1 日でした。
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