自宅サウナを作る 煙突の話 DIYで取り付けました
小屋以外は基本的にDIYで進めるつもりなので、当然煙突も自分たちで設置していきます。
個人的には、煙突が1番大変でした。
まず、小屋とストーブに合わせて設計図を引いていきます。
壁との固定や、メンテナンスの掃除口も意識しながらこんな感じです。
ストーブの口はφ120ですが、φ150に広げ、ダンパーを入れ、横引きから断熱材入りの二重にしています。
意図としては、今後もしストーブを大きくするときにも太い煙突なら活用できますし、ダンパーを閉じれば、理論的には細い煙突と排気は変わらないはず、と言う素人考えです。
ちなみに実稼働上、ストーブのドアを開けると明らかに酸素供給の関係で火が大きくなるので、吸気より排気の方が強そう。
まあ、ある意味想定通りです。
さて、設置作業の方ですが、まずはメガネ石の取り付けから。
こんな感じに、あらかじめメガネ石の枠は付けておいてもらいました。
ここにメガネ石をはめ、カバーを取り付けていくのですが…
微妙にメガネ石がハマらない!!
叩いてもダメで、メガネ石の角がポロポロ欠けてしまう…
木枠の方を豆カンナで削りまくって、なんとか押し込みました。
大変すぎて写真も残っていないくらいです。
一応、木枠の方を数ミリ広めにしてたんですけどねー
次にストーブと煙突の接続。
これも大変でした。
まず、微妙に計算と高さがずれます。ストーブの床部分も調整しながら高さ調整しましたが、煙突の真上即ち横引きの手前は、スライド煙突にした方が絶対楽ですね!
もう一つ大変なのは、煙突の固定にドリルビスを使うのですが、普通の木ネジと違ってなかなか入っていかない。
ドライバー側を押し込む気持ちでかなり力を入れていかないと、ネジがSUSの煙突ボディに入っていかないです。
それでも、ここまでは時間を掛ければ何とかなります。
一番大変だったのは、何より外側の取り付けです。
重い!高い!はめ込み向きがわからない!!
外側は、断熱材入り二重煙突と言うことで、外径で200mmあります。
ケチって、T曲げの下の支えの台を買わなかったのですが、それがあったら相当楽だったと思いました。少なくとも、一番下の部分は位置が固定されますので。
ここの取り付けだけでも地上から2メートル近くあるので、脚立に跨っての作業です。
15度曲げから500ミリ伸ばして軒を避け、15ミリ戻してから、1メートルの管に繋いでいきます。
初めは全部下で繋げてからドッキングすれば良いかと考えましたが、そもそも重たくて持ち上がりません。
何とか2人がかりで作業しましたが、2度とやりたくない感じ…
やるなら、ちゃんと足場を用意した方が良いし、そうしないと危険です。
苦労の結果がこちら
台風の影響による強風でもびくともしなかったので、とりあえずはこれで様子見。
煙突は山のえんとつ屋から購入。
メガネ石は、ペレットマンから。
メガネ石カバーはホンマのものを採用しています。
トータルで、約18
万円くらいでした。
山のえんとつやのもの、けっこう造りもしっかりしていてよかったです。
sus304系に黒塗装、断熱材入りの溶接加工と、仕様はかなり高めで、お値段はホンマより安いくらいでした。
シングルならかなり安くはできると思いますが、二重部分はストーブ焚いてる時に触っても全然大丈夫なので、安全性の観点からは二重にして良かったかな。