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環境を変えたいと思っている中高生の力になりたい

「俺、なんのために学校行ってるんだろう」
中高では頻繁にそう思ってたっけな。

勉強が嫌いなわけじゃない。
知らないことを学ぶのは楽しいし、知らなかったことを知れたりすることは、ものすごく快感だった。
…小学生まではね。

だけど、中学、高校は定期テストの結果が、成績のウエイトの大半を占める。
テストでいい点をとるための勉強、いい高校、大学に行くための勉強に、興味関心がわくはずもない。
授業中も、先生に指名されて間違った答えを言おうものなら、クラスメイトからは冷笑される。
先生に「わからない」と言おうものなら、中には「そんなこともわからないの?」「なんでわからないんだ」と怒る先生がいるから、うかつに質問もできない。
わからないことをわからないと聞くことに躊躇いがあるから、わからないことを放置したまんまにして、テストでは悪い点ばかり取ってしまう。
成績表を見せれば、親からの説教が待っている。
こんなことの繰り返しだったな。

だから、学ぶことが楽しくなかった。
一時期はできない自分がいやで、学校にも行きたくなかった。
登校拒否したら怒られるに違いないから、自分を押し殺して、無理やり通ったけど。
正直、「環境を変えたい」と何度も思った。

ただ、中学は受験しない限り、住んでいる地域で行ける学校は選べないし、一旦公立に入学したら環境を変えることは、自力では不可能だ。
高校も自宅から公立への通学だと、普通科の場合は選べるところは限られてくるのが難点だ。
私立に行ったら行ったで、かなりの金銭的負担を親に強いることになるから、そんなに遠くには行けない。
寮生活だとさらにお金がかかるからね。
そう考えたら、中高の6年間において、自力で大きく環境を変えることはなかなか難しい。
俺だって、「なんでこの高校(大学)、この学科(学部、選考)に行きたいの?」と聞かれたときに、満足に答えられたことが少なかったし、行きたいと思った高校をリストアップしたら、認められなかったこともあった。
認められなかったことに対して、なぜそれがダメなのかを聞いたり、対抗意見を上げることもできなかった。

特に高校だと、親からの「○○高校は認めない。○○高校にしなさい。」という言葉だけで、自分の意志なく受験する高校を決められてしまうことが珍しくないだろう。
親が子供のためを思って言っているのはわかるのだけど、長い目で見たら、親の意向だけで進路を決めることがプラスになるとは思えない。
その後、将来を決めるにしても親の顔色をうかがって決めてしまうリスクがあり、万が一うまくいかなかった時に人のせいにしてしまう懸念があるからだ。

だから…
「志望する理由、そこに行きたい理由を考えるお手伝いをいたします。進路に迷っている方がいれば、遠慮なく連絡ください。未熟者なので成果に対するお代は依頼者が決めてください。」
と募集をし、少しでも納得行く進路に進めるよう手助けできれば、と思っている。

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