【日記】映画PAST LIVESを観た
映画館を出て、いまのこの気持ちを言語化したいような、したくないような。
帰りの電車に揺られながら、いろんな感想を検索して読んだけど、なんだかしっくりこず。
帰宅後、いつの間にか寝落ちして目が覚めた。
時々考える、時間と場所と縁の関係。
あの時、恋にはしなかったこと。あの日、終わらせられなかったこと。いろんなことを思い出しながら、映画のシーンを反芻した。
この映画を観て泣いた人の数だけ泣いた理由があって、私もそのひとりで。
私しか知らない「あの日、あの時のこと」に繋がる、この気持ちを言語化したくないような気もするのかもしれない。
ひとつ言うならば、ノラが自分で自分の人生を生きている女性であったことが、とても印象的だった。なぜなら、私がこれまでよく観ていたラブストーリーの主人公は感情的で、物語のなかで成長を遂げていくような人物像だったから。
私にとってのラブストーリーがアップデートされたような。現代的で詩的で、まだもうちょっと浸ってたい。
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